悪について
3件の記録
- カオル@kaoru9512026年2月14日読み終わった自らの擬似倫理性をこれほどまでに問い直されたことはない 『虎に翼』の穂高先生が、自己欺瞞的な人物像として描かれたように、どうやら知識人には葛藤がある ある理念を守ることが、また別の理念への裏切りであることを高度に知覚してしまう故の葛藤である。知覚しながらも行為を止められない自己欺瞞への葛藤である。 それへの慟哭や失望が窺える筆致が美しかった 内容は、カント倫理学の厳格な立場から悪を示す 根本悪の概念を用いて人類皆が悪となる中で、「その中で善を求めなければならない」、「達成不可能だからと言って理想を堕としてはならない」とする


