教養としての能楽史

教養としての能楽史
教養としての能楽史
中村雅之
筑摩書房
2022年10月11日
2件の記録
  • 夏海
    夏海
    @myhookbooks
    2025年10月28日
    面白かった。 能楽史とだけあって、起こりから現在までどう続いてきたのかが書かれている。どんなものでもそうだけど、時代に翻弄されつつ、途中消えたものもありながらも、およそ七百年(!)の時を生き延びてきた芸能!ますます興味がわいた。 史実に沿って説明してくれているので、そんな史料が残っているのかぁと、それも興味深かった。やはり日本人は日記が好きな印象で、史料として、いろんな人の日記が登場して面白い。日記にも名前が付いていて、それもなんだか面白いなぁと思った。 そして、むすびににこうある。 「能は、他の芸能とは比べようもない。異次元の芸能なのだ。(途中省略)能は、具象性を極限まで削ぎ落とし、抽象性の極致にある芸能だ。」 能、本当に気になる。もう少し勉強したら、観に行きたい。
  • 星合
    星合
    @hoshiai
    2025年10月28日
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