日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―

3件の記録
🌜🫖@gn8tea2026年1月3日買った読んでる1月1日に訪れたブックオフで『暮らしのならわし十二か月』とセットで購入したかったのに、その店舗の在庫が汚かったので諦めた本。別の店舗で綺麗なものを見つけて購入した。 こちらは先人たちが季節をどのような言葉で表現したか、気候にまつわる言葉や旬の野菜・草花などが紹介された本で、『暮らしのならわし十二か月』と併せて読みたい内容。 この本も「おわりに」の文章がよかった。 「地も、海も、私たちのまわりを包む豊かな自然のすべてに、感謝こそすれ、それらを汚していいはずがありません。自然を汚すことは、私たちを育んできた故郷と文化を汚し、いのちの源を傷つけるのと同じことです。昨年来の原子力発電所の事故は、あまりにも愚かしく、これから生まれてくる未来の人たちに取り返しのつかないほどの負の遺産を残す過ちとなりました。 それでも、私たちはこれからまた生きていかねばなりません。そう心するとき、昔ながらの暮らしに教わることがたくさんあります。古来、人が何を大切にしてきたか、自然からどれほど恩恵を受けて生活を営んできたか、何に暮らしのよろこびを覚え、どのように収穫に感謝してきたか……、そうしたことを知り、伝え、受け継いでいきたいという思いが、この本を生み出す直接の動機となりました。」 わたしは過去を美化するつもりは一切ない。でも今当たり前だと思われていること、社会の仕組みや生活の大半は、人類の長い歴史から見ればほんの最近成立したものがほとんどだ。それらの「当たり前」を疑うとき、今と違う価値観や社会で生きたひとたちの生き方を知ることは、「当たり前」に抵抗するヒントを得る、有効な手段だと思う。過去を「古き良き」などと美化して現在に蘇らせようとするのではなく、過去と現在の知恵や失敗を学ぶことで、未来を切り拓きたい。
