ある子供

ある子供
ある子供
トーマス・ベルンハルト
今井敦
松籟社
2016年4月1日
4件の記録
  • 2日で一気に読み終えた。 自伝としての時系列で言えば一番最初の作ながら、出版は五部作の中で一番最期だったという本作。日本翻訳は本作を一番最初に出版したようだ。 訳者によると “描かれた内容を年代別に並べようという意図からではない。1番目の作である『原因』の冒頭十頁ほどが、その晦渋さゆえに読者を驚かし、「自伝」全体の読書を早々に断念させてしまうのではないか、と危惧したからである。つまり、老婆心以外の何者でもない” とのこと。
  • 改行の一切ない、怒涛の言葉たち。 幼少時から頭角を表すベルンハルト特有の冷たさと、一般の子供に見られる無知故の残忍性と、時折垣間見えるあたたかさと、それをとりまく当時のオーストリア・ドイツの過酷な環境。また、彼だけの神の如く存在している祖父の存在。 トーマス・ベルンハルト自伝の五部作を大人買いしたので本作から始める。
  • 🪹
    @02cco
    2025年11月2日
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