ハンナ・アーレント
8件の記録
高尾清貴@kiyotakao2026年4月18日じゅうぶん読んだ新書なのに難しすぎてビックリした。 しかし、改めて、なぜ、こんなにも哲学書が難しいのか、分かった気がする。 まず、哲学者には(というか、本当は全ての人において)、その人固有の、世界の見方がある。 そして、優れた哲学者は、その固有の見方を前提とした、言葉の使い方をもとに論理を組み立てる。 だから、使われている単語が、ぼくの思っているのと違う意味で使われていることになる。 ハンナアーレントにおいては、たとえば、活動、労働、制作を厳密に定義して議論する。ぼくの世界認識から言えば、この三つは、区別する必要があるほど隣接したものなのか、という驚きがあり、だから、そこから先の定義についても、理解するのが難しい。 逆に、世界の見方さえ、インストールできれば、きっと、スッと理解できるはず。たぶんね。 アーレントがハイデガーと親密な関係にあった、とのことだが、きっと、彼らの間では世界観が共有されていたんだと思うなあ。 だから、もしかしたら、哲学者の論理を理解しようと思ったら、こういう入門書じゃなくて、むしろ、彼らの書いた日記を読むといいのかもなあ、と思った。 日記屋月日で、アーレントの日記が売ってて、あれ買わなかったの、ちょっと気になってる。


読書猫@bookcat2026年3月6日読み終わった(本文に引用されているアーレントの言葉を抜粋) “「私たちの思考の主題は何でしょうか。経験、これだけです。もし、その経験の地平を失ってしまったら私たちは、あらゆる種類の理論に巻き込まれてしまうことでしょう。政治思想家が自らの体系を構築し始めたら、彼はおそらく常に抽象概念を扱い続けることになるでしょう」” “「どんな悲しみでも、それを物語に変えるか、それについて物語れば、耐えられる」”



