震度0

震度0
震度0
横山秀夫
横山秀夫(小説家)
朝日新聞出版
2008年4月1日
3件の記録
  • ひなこ
    ひなこ
    @hnk927
    2025年11月24日
    げ、こんなに胸くそ悪い話だったっけ、という感じ(褒めてます)。高校生くらいの時に読んだような気がするけど、昔より楽しく読めた。大人になったって自分のことをちゃんと制御できるわけじゃないし、つまらないプライドに躍起になっちゃうし、目的はすぐ見失うし、自分のことばっかり考えちゃうもんな。 未曾有の大地震が起きている裏で、本当にどうでも良いことで登場人物たちがマジメに大揺れしてるという構図はわかりやすいし(失踪事件そのものではなく自分たちの保身やプライドや出世で大揺れしてるだけ)、しかも普通に考えて並べることすら馬鹿馬鹿しい二つの「激震」を、この構図に持ちこめるのが横山秀夫の巧みさだなと思う。
  • 橘海月
    橘海月
    @amaretto319
    2024年12月8日
    阪神淡路大震災が起きた当日の朝、N県警の警務課長の不破が行方不明となった。地震被害が刻一刻と深刻さを増す中、不破の不在が本部長や他の部長職の面々に影響を及ぼして…。事件や事故より、個々の立場や面子や駆引きの方がよっぽど重要なのだと皮肉げに描かれる話。 それにしても、部下の心配より保身一択の本部長椎野を始め、キャリアしか頭にない冬木に、対立する叩き上げの藤巻、裏の顔が多い倉本に腰巾着の間宮と、よくもまぁ癖のある登場人物ばかり揃えたものだと感心する。唯一まともに見えた堀川に、行方不明の不破ですら、いい人の面ばかりではない絶望感。
  • 𝘉𝘰𝘪
    𝘉𝘰𝘪
    @Oyedoboi
    1900年1月1日
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved