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ひなこ
ひなこ
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@hnk927
いつも1番悪いことを考えて、その上でせいぜい我慢しようという男
  • 2026年3月19日
    帰れない探偵
    帰れない探偵
    前評判だけ聞いて、どんだけ面白いミステリーなんだ、と思って読んでたら良い意味で期待が外れて、でもめちゃくちゃ面白くて、なんだったら遥か前からこういう話が読みたかったんだと思わせるほどに良かった。多分、これは主人公探偵じゃないとダメだし、まさに「新しい」探偵小説。これどんな終わり方にするんだろうか、と心配してたけど、最後はとても気持ちの良い終わり方だったと思う。まるで最初からなかったかのように見えなくなってしまうことがことが問題なんだ。
  • 2026年3月1日
    ぼくのがっかりした話
    ぼくのがっかりした話
    恵文社さんで購入。主人公がつぎつぎとがっかりしたりされたりの連続、最高にナンセンスで笑ってしまった。何にもならないこのエンタメが、戦時下のファシズムや全体主義からするとどれだけ脅威か。それもひっくるめて最高。
  • 2026年2月28日
    ビボう六
    ビボう六
    京都に行くので京都の話。ミーハーでかつ暇だったので、二条城のお堀の周りをお散歩しました。鵺にもゴンスにも会わなかったけど、京都の街って迷いにくそうでよく把握できないし角を曲がるのが楽しいのは本当。再読なのにきっちりと胸がポカポカする。
    ビボう六
  • 2026年2月22日
    風景との対話
    風景との対話
    日本画の巨匠と言われるような人が、こんな面白く味わい深い随筆を書いてしまっていいのか。才能いくつあるんだ。いや一流は哲学思想からなんでも一流なのか?と目を回すほどの文章だった。 長野県立美術館の「朝明けの潮」の展示を観て、もっと知りたくなって読んだけどかなり良かった。あの波と岩を見て、ああこれは確かに私たちの知ってる海だ、と郷愁の想いを抱くこと、もし愛国心を持てと言われるならば、これを日本への愛としたいものだなあ。 私は、今、波の音を聴いている。それは永劫の響きを持つものである。波を動かしているものは何であろうか。私もまた、その力によって動かされているものに過ぎない。その力を何と呼ぶべきか私にはわからないが…
  • 2026年2月16日
    石ころ路
    石ころ路
    装丁が綺麗だ、と思って手に取って開き、なんか良い匂いのする文章だなあと思って買った。旧字体がガンガン出てくるし知らない言葉も出てくるんだけどスルスル情景が浮かんできて、なんか親しみというか愛嬌があって、やっぱり近代の文章って良いよなあ。一文一文割と長ったらしい時もあるし、結構話は暗かったりもするんだけど、でも文章がいい。 「運命の先手を打って、更に自分を突きのめすこと、それは運命に對するただ一つの復讐なのだ。その結果は明らかだ、だが結果より何よりもその慘酷な瞬間がふしぎな悦びと生甲斐を與えるのだ。」とか、「眼をつむって歩くだけがほんとうだ、そうも思った。」とか、思わず唸っちゃう一文が出てくる。うーん、良い本を買ったぞ。
  • 2026年1月31日
    終りなき夜に生れつく
    終りなき夜に生れつく
    またもやタイトル買い。「春にして君を離れ」など、クリスティはポワロシリーズではないのもかなり名作揃い。美しく恐ろしいロマンスと聞いて読み始めたが、想像とは違う方向に展開するラストは圧巻だった。こういう読書体験があるから面白いしやめられない。
  • 2026年1月28日
    ポルトガル退屈日記 リスボン篇
    「ポルトガル退屈日記 リスボン篇」オルタナ旧市街 大阪旅行にて、toi booksさんで購入。ただ単に「じい」の正体が明かされるところまで読んで、いやセンスありすぎと思って買っただけだったんだけど、まんまとポルトガル行きたくなった。「あの先に誰かの生活がちゃんとある」という終わり方、旅行日記の終わり方としてすごくいいな。
  • 2026年1月16日
    僕等はまだ美しい夢を見てる 〜ロストエイジ20年史〜
    テアトルでやってるドキュメンタリーのグッズ売り場にて、黄色い帯の「売れる夢はもう絵空事だ。生活に根ざした活動がしたい」の一文がLOSTAGEとLOSTAGEを見守る私達すぎて即購入。待ってる間に読み進めたけど、まだ今年入って2冊目なのにもうベスト出ちゃった?くらい感情揺さぶられる本でした。泣いちゃったところが3箇所くらいあるし、最後は胸が熱くなって奈良に駆けつけたくなった。 もちろんLOSTAGEの魅力は凄いけど、石井さんの文章もLOSTAGEと負けず劣らずのど真ん中さだった。これ、カルチャーで食っていきたい全ての人に読んで欲しい。
  • 2026年1月10日
    spring another season
    新年初読了。年末年始で3冊くらい並行して読んでたんだけど、本屋さんで偶然見つけ、即買い即読了してしまった。 恩田陸さんの小説は、「三月」にあったみたいに、「物語のなる木」からもいできたような世界観で、本を閉じてもその世界がどこかでずっと続いていると信じられちゃうのが凄いところ。だから時折人気作にはスピンオフ的な位置付けの短編が出ていて、「あの人どうしてるかな?」くらいの気持ちで読みたくなる。そして恩田陸さんの方でも彼らのその後が気になっているんだ、ということに嬉しくなる。 springで深津が好きだった私的にはちょい物足りなさもあったけど、前作語り手にならなかったハッサンやフランツ、ヴァネッサから見た春を読めて嬉しい。恩田陸作品の登場人物は少女漫画的で、読んでてカッコいいな、と思っちゃう。 また、前作から変わらず、「カルチャー力」がふんだんに発揮されていて、ここは最大の見どころ。前作同様、絵画や小説をモデルとしたオリジナルの演目が出てくるのだけど、本当に観たくなる。でも実際にある演目じゃないので、出てくる曲を聴きながら本を読んで妄想するしかない…。好きな本が映画化するのはちょっと怖い気もしつつ、「蜘蛛女のキス」も「KANON」も「ドリアングレイ」も、あれもこれも全部見たいので、誰か恩田陸好き映画人、ぜひお願いします…!!!!
  • 2025年12月30日
    「差別」のしくみ
    2025年最後の読了は、1年間母親と一緒に読んできた木村草太先生の「差別のしくみ」!色々あった去年だったけどこの本に会えて良かった。 法学をこれまで学んでこなかったから、アプローチの仕方がかなり新鮮だったし難しいところもあったけど、面白いなと思った。差別とはなにか、差別はなぜいけないのか、というわかってるようで説明できないことをものすごく明確にしてもらった。本を読むことは力になるし、武器になると思い出させてくれて、どうもありがとう。
  • 2025年12月27日
    ウィステリアと三人の女たち
    マームとジプシーの舞台後に購入。
  • 2025年12月21日
    七人の中にいる改版
    引っ越しして本棚に詰め直したら発掘。今邑さんの本もう一冊持ってたんだ!嬉しい!で一日で読んでしまった。いやあ、こういう質感の本なんか何冊読んだって面白いんだからなあ
  • 2025年11月24日
    震度0
    震度0
    げ、こんなに胸くそ悪い話だったっけ、という感じ(褒めてます)。高校生くらいの時に読んだような気がするけど、昔より楽しく読めた。大人になったって自分のことをちゃんと制御できるわけじゃないし、つまらないプライドに躍起になっちゃうし、目的はすぐ見失うし、自分のことばっかり考えちゃうもんな。 未曾有の大地震が起きている裏で、本当にどうでも良いことで登場人物たちがマジメに大揺れしてるという構図はわかりやすいし(失踪事件そのものではなく自分たちの保身やプライドや出世で大揺れしてるだけ)、しかも普通に考えて並べることすら馬鹿馬鹿しい二つの「激震」を、この構図に持ちこめるのが横山秀夫の巧みさだなと思う。
  • 2025年11月23日
    無言館 戦没画学生たちの青春
    上田の無言館に行った際、「どんな経緯でこれらがここに集まったのか」に興味を持ったので思わず購入。腰を据えて読まないと、と思っていたけどようやく読めた。 無言館での鑑賞体験を一言で表すと「戦争は嫌だ」なんだけども、絵からは絶望を感じなくて、むしろ「絵を描きたい(生きたい)」という生々しい香りがあって、不思議な場所だなあと思っていた。この本を読んで、あの場所は戦争の悲惨さを訴えるためにできたわけじゃないからだ、とストンと腑に落ちた。 それに窪島さんの抱く居心地の悪さ、肩身の狭さ、罪悪感もしっかり書いてあったのが印象的だった。熱い志や想いが滔々と語られてるのかなとちょっと身構えていたけど、実際はそうじゃなかった。「戦争を真の意味では経験していない」自分が、無言館を訪れて「生きねば」と思っていいんだ、て思った。
    無言館 戦没画学生たちの青春
  • 2025年11月18日
    理不尽ゲーム
    理不尽ゲーム
    序文に書いてあったけど、この本が時事性を失う未来が本当に来ないものか。日本にいて、この本を今だからこそ、なんて思って手に取ってしまったけど。おばあちゃんの大いなる愛が胸を打って、愛によって目を覚ますことができる、というメッセージに感服した。 現代を生き抜くのは難しいね まして 幸せに生きるのは…
  • 2025年11月18日
    ジゴロとジゴレット
    ジゴロとジゴレット
    な、なんておしゃれな。しゅ、珠玉。というのが一冊通しての感想。一つずつ違う趣向の話なのだけど、巧みな展開、ウィットに富んだ文章。月と六ペンスの人なので何を今更感ではあるのですが、時代も国境も何もかも、文章は飛び越えてくるのだなとしみじみしてしまった。 「モーム傑作選」シリーズの装丁のカッコ良さと、タイトルの絶妙な意味不明さとインパクトに惹かれて買っただけだが、買った自分を褒めたい!素晴らしい!!!
  • 2025年11月2日
    ないもの、あります
    ないもの、あります
    東京蚤の市にて、本の物々交換のコーナーがあり、こちらに出会った。蚤の市という場所にぴったりの選書センスに唸りつつ、中身も相当に面白くて、その日のうちに読んでしまった。こんな天才な本いったい誰が!?と思い、吉田篤弘さんの名前を見てめちゃくちゃ納得。お茶目で洒落ててレトロ、童話みたいな小噺みたいな文章。最高の読書体験!
  • 2025年10月25日
    江戸川乱歩傑作選
    珠玉の短編小説集。字が嫌いな人に貸したらめちゃくちゃハマってた。 色々な創作物の中でこの本みたいなコンテンツはないんじゃないかと思う。耽美的・退廃的・猟奇的なのだが、正気と狂気のバランスが良くて下品さや陳腐さを感じない。しっかりと正気側の世界で静かに明確に狂っている。 もちろん古いので慣れない感じがあるかもだが文章が巧みなのでめちゃくちゃスルスル読めるしなんなら朗読したくなる。全ての話に、これを思いつくなんてヤバすぎる…!!!と項垂れる。
  • 2025年10月19日
    スノードーム
    滅亡とは、時の流れとは、関係性とは、自分とは。ものすごく淡々と、なんでもないことかのように哲学だった。でもこれすごく日常で落ち着く。
  • 2025年10月12日
    絵本戦争 禁書されるアメリカの未来
    仙台の曲線さんで買った本。上田のNABOさんの読書室で読む。1時間半、めちゃくちゃ集中できた。ありがたい…。 アメリカの話だったけど、日本もかなり危ういんじゃないかなと思っている。注目を集めるために差別的な発言をわざとしたり、票集めのためにパターナリズムを煽ったり、そういうことはもうすでに日本でも起こっているから。 子どもがいないので、ブックサンタなどの活動には参加しようと思うのだが、こういう平和や平等のために闘う本も追加しよう。
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