Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
ひなこ
ひなこ
ひなこ
@hnk927
いつも1番悪いことを考えて、その上でせいぜい我慢しようという男
  • 2026年8月16日
    恐竜発見
    恐竜発見
    昔、上野の森美術館でやっていた「恐竜図鑑 失われた世界の想像/創造」を思い出して即購入。分厚いなー大丈夫かなーと思ったけど全然読みやすくて、ぐんぐん引き込まれてしまった。 恐竜そのものも好きだけど、恐竜発見という大事件の経過と人間ドラマが面白い。そして今も現在進行形でその歴史が紡がれているロマンときたら。 人間が誕生する遥か前にもこの世界はあって、その太古の世界では、今はもう絶滅している生物が繁栄していた。なぜ、神は人間が生きる前の時点で生き物を生み出し、滅ぼしたのか?それでは、人間は慈悲深く全知全能な神が作りたもうた最高傑作ではないのか? いちキリスト教信者としてこの疑問を抱えながら、科学者としての探究心を止められない人々が、何とか辻褄を合わせてやっていきつつも、最後の最後で行き詰まるところが面白い。特にこのタイミングで、かつこの章タイトルでダーウィンが出てくるのも痺れる! 今正しいとされていることを知るだけではなくて、「試行錯誤してきた」歴史を知ることで、今の科学との向き合い方や態度についても学べるのでそういう意味でも意義深いと思う。
  • 2026年8月5日
    恐竜発見
    恐竜発見
  • 2026年7月25日
    余生と厭世
    余生と厭世
    大学生?社会人になりたて?くらいで買った本なんだけど、今思うと読んだ時期が早すぎではないかと思った。前読んだ時はなんか辛気臭いしよくわからない話だな、という感想を持った気がするが、いやいや大事なところが全然読めてないじゃん…! 著者が臨床心理士をやってるだけあって、本当に人の心の中を歩いているような読書体験だった。前半の世界は、凪のように平和で、自分の存在すら疑ってしまいそうな孤独な世界。後半はその世界に柔らかな光がかすかに差してきて、読後感は良い。特にケーキのくだりはとても泣きそうになった。ラストは幸福を予感させる幕切れで、オシャレすぎて悶えた。こういうオシャレさ、本当にフランス。 あなたは実在するんだね、と言えるなら言いたかった。あなたがピアノを弾く時、わたしは耳を傾けているよ、壁のすぐ向こうで。
  • 2026年7月21日
    わたしの名は赤(下)新訳版
    わたしの名は赤(下)新訳版
    ようやく読み終わった!オスマン帝国のこともイスラム教のことも何にも知らないまま読んでたのであまり面白さが掴めず、何となく上巻読み終わったタイミングで挫折してしまっていた(それでも単純な文章の力だけで上巻読めてしまったのは恐るべし…)。 COTENRADIOを聴き始めてから不意に思い出して再チャレンジしたところ、面白すぎて、読み終わった上巻からもう一回読む羽目になってしまった。 何よりも、細密画(と細密画家達)とオスマン帝国(とオスマン帝国民達)が同じ構図で描かれ、読み進めるにつれその運命が示唆される展開が美しくて哀しい。 ここから産業革命、第一次世界大戦、トルコ革命が待ってると知ってる側からすると、この「落日」をピンポイントで切り取る舞台設定に痺れる。さすがはノーベル賞。読み応えすごかった。
  • 2026年7月5日
    世界史年表・地図(2026年版)
    世界史年表・地図(2026年版)
    COTENRADIOを聴き始めてからずっと机の上に置いて眺めている本。かなり重宝している。
  • 2026年7月5日
    ライオンハート
    COTENRADIOでエリザベス1世の回を聞いていたら、ふと再読したくなった。世界史知識を身につけたら、中学生の何もわからなかった頃より、このロマンを味わえてめちゃくちゃ面白い。 大英帝国の礎の時代からスタートして世界恐慌で栄光に影がさすまでをSFとラブストーリーで書き切り、さらにそれぞれの話に絵で輪郭を持たせるのカッコ良すぎる。こんな教養のあるマダムになりたい…。
    ライオンハート
  • 2026年5月17日
    戦争と五人の女
    恵文社に来たからには何かここでしか出会えない本を、と思って勘で装丁に惹かれた本を買ったら、土門蘭さんの本だった。へえこういうのも書く人なのかと思って帰りの新幹線で開いたら、これがまた重量のあるというか、匂いがすごいというか、とにかくイージーに読める本じゃなく。 戦時の歓楽街で生きる女たちの話で、暴力や貧困、搾取の描写がもう隙間なく張り巡らされていて、大きなものの力に打ちのめされるのもこの本の凄みではあるけど、でもそういう世界の中で繰り出される「いつか死ぬと分かっていても、より良く生きようとするのが人間」みたいな言葉の方がもっとずっと力強くて、これこそこの本の凄みかなと思う。
  • 2026年5月16日
    愚かな薔薇
    恩田陸の長編、最高!! 「球形の季節」「七月に流れる川/八月は冷たい城」「麦の海に沈む果実」を思い出しながら読んでた。もしかしたらこの人はずっと同じことを書いているのかもしれない(マンネリとかそういうマイナスな意味ではなくて、同じ海から生まれているというニュアンス)。 それに「三月は深き紅の淵を」の作中作「三月は深き紅の淵を」に収録されているらしい「血の話」ってこれじゃない?とも思いながら。登場人物の名前は一致しないが血とキャンプはキーワードだったような…。ああもうどこまでが幻想でどこまでが現実かわからんこのもやもや、ああ素晴らしきジャンル・恩田陸…。 そしてそして!萩尾望都さんの限定カバー、本当に素晴らしい。恩田陸作品にこれほど合う絵はない。
  • 2026年5月4日
    自衛隊と憲法 第3版
    今年半年から一年くらいかけてこれを母と読むつもり。あとでまとめてだと忘れてしまうのでメモ。 戦争と人権侵害、独裁という国家の三大失敗を避けるための平和主義・基本的人権の尊重・三権分立であること。国民の意志で、日本国憲法のどこにも軍事活動の権限を司る機関については明記がされていないこと(憲法によってその権限を国民から負託されていなければ国家は軍事活動ができない)。ロシアにもちゃんと平和憲法はあるが表現や思想の自由や三権分立が機能しなかったからこそああなってしまったこと。
  • 2026年5月4日
    フランケンシュタイン
    フランケンシュタイン
    本当は違う本を読むつもりだったのに、なんでかこれを一息で読んでしまった…恐るべき古典の魅力…!!瑞々しく美しい風景描写とサスペンス的展開が目を離してくれない…!! 怪物の語りのパートが本当にきめ細やかで、かなり豊かなやつだなコイツ…と思ってしまった。そんなに自力で育ってるとは思ってなかったよ。結末知りながら読んでたけど、どうかどうか復讐しないでくれと願わざるを得なかった。フランケンシュタインくん、ひどいじゃないか!もう今更いいじゃないか怪物の一人や二人!とか思ってしまった。でも怪物の姿、私は見てないからなんだよな。見えてしまうってやっぱり強烈だと思う。でも全て見た上で受け入れて欲しかったんだもんなあ…。
  • 2026年5月3日
    弾劾可決の日を歩く ”私たちはいつもここにいた”
    買ったばかりの時は「ひぇー、韓国立派だなあ」なんて思ったが、ここ数ヶ月デモに参加したりして再度思い出したのでまた読んだ。 「高市やめろ」は間違いじゃないけど、こういう風にしてしまったのは私たちでもあるから、デモで得た主権者意識を保持しないと、つまり社会を変えないとダメなんだと思わされた。 いやでもほんと、「構造的な女性差別はない」は相当ヤバい発言なんだけど、日本のアホさ加減はこれを超える気はしてて、よく私ら黙っていられたなと思った。反省だし、これまで数人だけでも声を上げてくれていた人々には感謝でしかない。
  • 2026年4月29日
    ぼうけん図書館
    ぼうけん図書館
    以前、立川のPLAY!さんでエルマーと冒険展やってたとき、一緒にこの「ぼうけん図書館」の企画展示やってらっしゃって、本当に良かったので衝動買い。ナルニアとかモモとかの王道はもちろん、「いやいやえん」とか「ももいろのきりん」とか「もりのへなそうる」とかがちゃんと冒険の物語として収録されていて嬉しい。だって子どもたちにとっては全部本当の話で本当の冒険だし、これを読んだ頃は私も一緒に冒険に出かけたし。 そういえば未読だった本もあって、会場で「2分間の冒険」を読んだんだけど、今の自分には面白さがわからなくて本当に悲しかった。 大人になってからこういう本当の冒険の話を書く大人、カッコ良すぎる!
  • 2026年4月12日
    君が戦争を欲しないならば (岩波ブックレット)
    「おもひでぽろぽろ」が大好きなので、あれ?岩波ブックレットにある!と思って購入。最近まで「火垂るの墓」についてこの人が「反戦映画じゃない」と言ってると知らなかった。空気を読まずにはみ出すことを愛そう。何度だってみんなで責任を持って間違えながら、それでもマシな方に向かっていくと願うシステムが民主主義だから。
  • 2026年3月19日
    帰れない探偵
    帰れない探偵
    前評判だけ聞いて、どんだけ面白いミステリーなんだ、と思って読んでたら良い意味で期待が外れて、でもめちゃくちゃ面白くて、なんだったら遥か前からこういう話が読みたかったんだと思わせるほどに良かった。多分、これは主人公探偵じゃないとダメだし、まさに「新しい」探偵小説。これどんな終わり方にするんだろうか、と心配してたけど、最後はとても気持ちの良い終わり方だったと思う。まるで最初からなかったかのように見えなくなってしまうことがことが問題なんだ。
  • 2026年3月1日
    ぼくのがっかりした話
    ぼくのがっかりした話
    恵文社さんで購入。主人公がつぎつぎとがっかりしたりされたりの連続、最高にナンセンスで笑ってしまった。何にもならないこのエンタメが、戦時下のファシズムや全体主義からするとどれだけ脅威か。それもひっくるめて最高。
  • 2026年2月28日
    ビボう六
    ビボう六
    京都に行くので京都の話。ミーハーでかつ暇だったので、二条城のお堀の周りをお散歩しました。鵺にもゴンスにも会わなかったけど、京都の街って迷いにくそうでよく把握できないし角を曲がるのが楽しいのは本当。再読なのにきっちりと胸がポカポカする。
    ビボう六
  • 2026年2月22日
    風景との対話
    風景との対話
    日本画の巨匠と言われるような人が、こんな面白く味わい深い随筆を書いてしまっていいのか。才能いくつあるんだ。いや一流は哲学思想からなんでも一流なのか?と目を回すほどの文章だった。 長野県立美術館の「朝明けの潮」の展示を観て、もっと知りたくなって読んだけどかなり良かった。あの波と岩を見て、ああこれは確かに私たちの知ってる海だ、と郷愁の想いを抱くこと、もし愛国心を持てと言われるならば、これを日本への愛としたいものだなあ。 私は、今、波の音を聴いている。それは永劫の響きを持つものである。波を動かしているものは何であろうか。私もまた、その力によって動かされているものに過ぎない。その力を何と呼ぶべきか私にはわからないが…
  • 2026年2月16日
    石ころ路
    石ころ路
    装丁が綺麗だ、と思って手に取って開き、なんか良い匂いのする文章だなあと思って買った。旧字体がガンガン出てくるし知らない言葉も出てくるんだけどスルスル情景が浮かんできて、なんか親しみというか愛嬌があって、やっぱり近代の文章って良いよなあ。一文一文割と長ったらしい時もあるし、結構話は暗かったりもするんだけど、でも文章がいい。 「運命の先手を打って、更に自分を突きのめすこと、それは運命に對するただ一つの復讐なのだ。その結果は明らかだ、だが結果より何よりもその慘酷な瞬間がふしぎな悦びと生甲斐を與えるのだ。」とか、「眼をつむって歩くだけがほんとうだ、そうも思った。」とか、思わず唸っちゃう一文が出てくる。うーん、良い本を買ったぞ。
  • 2026年1月31日
    終りなき夜に生れつく
    終りなき夜に生れつく
    またもやタイトル買い。「春にして君を離れ」など、クリスティはポワロシリーズではないのもかなり名作揃い。美しく恐ろしいロマンスと聞いて読み始めたが、想像とは違う方向に展開するラストは圧巻だった。こういう読書体験があるから面白いしやめられない。
  • 2026年1月28日
    ポルトガル退屈日記 リスボン篇
    「ポルトガル退屈日記 リスボン篇」オルタナ旧市街 大阪旅行にて、toi booksさんで購入。ただ単に「じい」の正体が明かされるところまで読んで、いやセンスありすぎと思って買っただけだったんだけど、まんまとポルトガル行きたくなった。「あの先に誰かの生活がちゃんとある」という終わり方、旅行日記の終わり方としてすごくいいな。
読み込み中...