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ひなこ
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@hnk927
いつも1番悪いことを考えて、その上でせいぜい我慢しようという男
  • 2025年9月27日
    シシになる。
    遠野と花巻に行った時にやたらと見かけ、岩手のゆるキャラだと思ってた鹿踊り。結構気になってたのでこの本を読めてとても嬉しい。中身もめちゃくちゃ面白くて、遠野の怪しき者たち(住人たちも含む)に誘われながらずんずん進んでいくストーリーはその場にいないのに感動してしまう。遠野物語も一回挫折したことあるけど、この人の他の著作で読もう。そして絶対鹿踊り見に行く!
  • 2025年9月21日
    きらめく共和国
    きらめく共和国
    もう一回読み直して、この話の寓話性をもうちょっと考えたいという気持ちに。勝手に見えなくして、勝手に真相を探して暴き、勝手に悲劇にして嘆く、終始ずっとそういう気持ち悪さというか、イヤーな感じがしていた。作中に引用されている星の王子様、そういえばあれも結構嫌なところのある話だったなと思って、読みたくなってきた。
  • 2025年9月16日
    悲劇喜劇 2025年 09 月号 [雑誌]
    「われわれなりのロマンティック」を観劇して、これは絶対に戯曲を買わなくてはと思ったのだが、なんと会場分は売り切れ(そりゃそうだ、みんなあれを見たら買いたくなると思う)版元のオンライン在庫も売り切れ、大手書店の在庫を当たってようやく発見。ありがたやありがたや… 私たちは話出さなくてはいけない、と強烈に思った日だった。誰かを誘って行けばよかった。
  • 2025年9月14日
    鬼は逃げる
    鬼は逃げる
    仙台の曲線さん、これまで訪れた本屋で一番いい本屋さんであり、これ読みたいと思ってた〜!のテンションで4冊も手に取っていたところこの本のタイトルが目に飛び込んできてしまった。詩集はそのときに飛び込んでくる一節があるとなぜか固く信じているから、本屋でピンと来たものだけを買うようにしている。「愛」「だれか」「うそ」「しょうじきもの」が今の自分にすごく浸透した。あと冒頭にある梨木香歩さんの詩と、表題作「鬼は逃げる」もとても良かった。詩の朗読、ちょっとやってみたいな。
  • 2025年9月14日
    鬼は逃げる
    鬼は逃げる
  • 2025年9月14日
    九マイルは遠すぎる
    九マイルは遠すぎる
    前々から読みたい読みたいと思っていたし何度か買おうとして見送っていたけど、新宿紀伊國屋「タイトル魂」のフェアにて偶然エンカウントし、ついに購入。これぞ「安楽椅子探偵」と言わんばかりの、論理的な推論だけで真実に迫っていく構成が面白すぎて止まらず、早く寝なきゃなのに…!!と思いながら前半読んでいた(Book Cafe Mary Colinさんで後半を一気に読み切り!) 話を聞いただけでその出身地から職業から当ててしまう「名探偵」が大好きな方は必見!アクションやハードボイルドは皆無ですが。 ニッキィ主人公の長編小説があったら絶対読みたいのに。推理の手法からして短編でこそ生きるのかもだけど、もっと長い話が読みたいよー!
    九マイルは遠すぎる
  • 2025年9月10日
    アヒル命名会議
    アヒル命名会議
  • 2025年8月23日
    花の降る午後 (角川文庫)
    読んだことのない作家の本が読みたくなり、タイトルが綺麗だったから手に取った本。文章が丹念に磨かれているというか、するすると頭に入ってきやすく、勢いで読んでしまった。 典子さんがしっかりとした人だし、主人公の周りにも良い人が多くて(逆に誰か裏切るんじゃないかとハラハラしたけど)読後感が凄く良い。でもこのオシャレさはもう少し大人になってからじゃないとわからないのかも。
  • 2025年8月18日
    spring
    spring
    「蜜蜂と遠雷」「チョコレート・コスモス」の時も思ったが、恩田陸さんのカルチャーの引き出しは物凄い。題材となるバレエはもちろんのこと、クラシックやジャズ、オペラ、戯曲、映画、詩、小説、童話、絵画などなど、おそらく恩田陸さんを構築するカルチャーの全てを駆使して作られている。バレエも音楽も戯曲も全然わからなくても、これ読むだけでバレエが見えるし、音楽が聴こえるし、物語が浮かぶ。戦慄している。
  • 2025年8月18日
    COCOON
    COCOON
    マームとジプシーの公演映像を観て、買わずにはいられなかった。そして買ってよかった。 本当はいつの時代でも生存は簡単なことじゃなくて、人が死ぬのに戦争は要らない、なんてことを考えたりした。
  • 2025年7月21日
    青の数学2
    青の数学2
    1を読み終えて2がなくて、ようやく入手。 才能があったとしてもなかったとしても、それらとどうやって向き合うのか。努力友情勝利、数学を切り口にしてもできるのかあー。
  • 2025年7月21日
    モモ
    モモ
    たぶん、私には自分で空想を広げて遊びを作る力はもう残っていなくて、それは悲しいことだと思いつつも、全部失いたくないという足掻きでこの話をずっと読み続けている。
  • 2025年7月13日
    うどん陣営の受難
    参議院議員選挙があるので再読。確か最初に買って読んだのは衆議院議員選挙の時かもしれない。ちょっと冷めた温度感で離れた距離から民主主義とか選挙とかのことを考えるとすると、この小説はすごくいい。ああそうか投票ってそういうことかと結構現実的な形で腑に落ちると思う。
  • 2025年7月13日
    ブルース
    ブルース
    釧路ロスなので、釧路が舞台の作品…ということで初挑戦の作家さん。 もうちょい影山のことを知りたかったという物足りなさ感はあったけど、あんまり影山の所業にフォーカスを当てすぎると松本清張みたいになっちゃうんだろうな。 自分の人生の前を通り過ぎた忘れられない男、という人物の輪郭としては絶妙なぼかし具合かもしれない。
  • 2025年7月5日
    青の数学
    青の数学
    またもや再読。西千葉の一箱古本市にて、別のお客さんに店主の方がお勧めしていたのを盗み聞きし、その人が買わなかったので横から入手した。数学は本当に苦手だったけど、歯が立たないから苦手というだけで、その魅力に取り憑かれる気持ちは何となくわかる。 恩田陸の「ネバーランド」という作品の、陸上競技とテニスの話を思い出す。 2巻も読み直すつもりだったのに、図書館で借りてただけで家のどこにも見当たらず。明日買いに行こう…。
  • 2025年7月5日
    七月に流れる花/八月は冷たい城
    本当は別の本を読んでいたけど体調不良で頭に入らず、七月になったなあと思ったのでこちらを再読。 何故この作家さんは「わからない」だけでここまで「恐怖」を作れるんだろう…と惚れ惚れする。「球形の季節」みたいな、少しSFっぽい、ゾッとする、でも本質は「あの夏」のノスタルジーにあるみたいな話。
  • 2025年5月4日
    理想
    理想
    「理想」の定義をフロイト読みながら一生懸命に考えてた時期があり、なんとなく手に取った。 えっこれ私の脳内を読まれてる?と思いっぱなしであったが、ここまで「やだなー」を「こうだったら良いのに」に明文化して表現したことがなく。しかもそれが全部全部声に出して笑うほど面白い。「ぐうたらグマ」がいたらもちっとマシな人間になれる気がする。 こういう素敵な人たまにいるけど。本当に一緒にいて楽しい気分になるんだよね。真似しよう。
  • 2025年5月4日
    夜明けの花園
    理瀬シリーズ第4弾かな?いくつか他の本で読んだ話もあったけど、聖と黎二の話がまた読めるのは嬉しいし、「麦の海」でもやもやしてたところの一部が補完されて満足。この「三月の王国」という舞台があまりにも素敵すぎて、「麦の海」1回だけ登場なのは惜しいと思っていた。あの一瞬のきらめきだからこそ美しいのかもしれないけど。
  • 2025年5月1日
    わが指のオーケストラ 1
    小学校のとき手話クラブの先生に借りて読んだ漫画で、もう一度読みたいと思っていた。 ものに名前があると初めて一作が知るシーンや、子どもたちは自分たちに話しかけていた!と親たちが気づくシーンはやっぱり今読んでも感動だし素直に良いと思う。 けど、権力を保つために差別が使われること、同じ「差別されない未来」を目指すはずの人とも連帯ができないこと…どんどん悪くなる社会情勢と共に描かれる後半パートこそがこの漫画の真髄だと思う。これが差別のある社会の中で生きるということだ。 「我々がおし つんぼと差別を受けてきたことと、今度の震災で朝鮮人や社会主義者が虐殺されたことは決して無関係じゃない」「我々は聾唖者が手話をすることが認められる世界…さらにはすべての人々が手話を理解する世界を理想とします」 重い重い。重いけど、冒頭の米俵のシーンのように、その重さが教えてくれることがある。
  • 2025年4月29日
    ルームメイト
    表紙が北見隆さんだったのでチャレンジしたら大当たり。そろそろ家出なくちゃなあと思いながらページ捲る手が止まらず。この手のミステリー形式のホラーまでは行かない不穏な話、好きなんだよなあ。もう亡くなってしまった方らしいがこれから他の作品も読みたい!
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