
ひかりとかげ
@hikakage
2026年3月3日
お金信仰さようなら
ヤマザキOKコンピュータ
読み終わった
いきなり他者の著作の話から入るが青木真兵さんの「資本主義を半分捨てる」を読み終えた後だから話や構造が繋がって見えて面白かった。
「資本主義を半分捨てる」にあった問いかけとして他者ニーズ、つまり資本主義的評価だけで生きていないか?という点を、現代のグローバリズム資本主義は「お金信仰」故の価値観や人生観の支配されてるからだという解答から始まる。
著者は資本主義もとい「お金信仰」を完全否定ではなく、それが古いシステムであり「人口増加による大量の物資的需要に対して一定の役割があった。」と言っている。そしてこれから起こる長期的な人口減少期において「お金信仰にさよならを告げたあとの世界で私たちは何を信じて生きるのか?」という新たな問いを投げかけている。
※人口減少期についての言及は安宅和人氏の「風の谷という希望」にも繋がるような気がする。
特に本書の中でお金、つまり数値というものは上澄みに過ぎず、本来①数値②言葉③概念そして④本質という段階を経て理解すべき点を効率や回転、商業として流れに取り込む為に①以外の全てを削ぎ落としていないかという警告が特に刺さった。
無意識のうちに「売れる」や「バズる」という判断だけで「本質」の理解に触れてない事は多々あるかもしれない。それはまるでお金という教祖に供物を捧げるような事で、お金を宗教と捉えると未来の世界では今の価値観や行いは、まるで4500年前のピラミッドの建設のような全く違った価値観に見えるのかもしれない。


