
ジクロロ
@jirowcrew
2026年3月3日
愛の縫い目はここ
最果タヒ
読み終わった
買いたてのノートに、日々のことを記す。左手首では時が、刻まれていく。忘れてしまったものでさえぼくの体を作るならば、燃やされても、だれの記憶にも残らなくても、生きた、と言える気がしていた。窓の外から見える花の名をもうとっくに忘れていた。その喪失の中に、僕はいる。
(『BABY TIME』)
しょうがないことと、それでいていとおしいものと、バランスよく、そのふたつのあいだを、
ひとつに縫い合わせていく感じ。
さわやかにもどかしい。

