ゆりな "ブーズたち鳥たちわたしたち" 2026年3月3日

ゆりな
ゆりな
@yurinabc
2026年3月3日
ブーズたち鳥たちわたしたち
江國さんの新刊、いつも出ていることに気付けず1ヶ月後くらいに、あっ!となる。いつも刊行作品を読み終えてしまうのが惜しいなと、ちみちみ読んでると新作出るんですよね。書いてくれてありがとう。 河童のような不思議な生物との出会いが江國さんにしては少し珍しいファンタジー。クラムチャウダーを求めてアメリカのロードアイランドを訪れる主人公の旅の記録、瑞々しくてそれでいて穏やかで、とても好みだった。この世界観が好きだ。私も一人旅のときのホテルの時間が好きなので、描写が良かった。(寒い中バスタブにお湯張って浸かるのが、家とは違う贅沢で好きです) そんな風にぼんやり読んでいたら急に現実と社会学(先祖や自分の属するコミュニティ)の話が出て来て驚く。江國さんの描く情景描写と食べ物が出てくるシーンが好きだ。あと朝の風景。どれもキラキラしていて、そして美味しそうなのだ。 最後で繋がって、生命の話まで至り思ったよりも壮大だった。そして「もっと別の家族の形があってもいい」が次の新刊に繋がっている気がした。
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