本を読む大学生 "あなたを奪うの。" 2026年3月5日

あなたを奪うの。
あなたを奪うの。
千早茜,
宮木あや子,
彩瀬まる,
窪美澄,
花房観音
窪美澄。 戦時中、許嫁がいながらも浮気した女の話。埋まらない心の穴、友人の機銃掃射で空いた背中の穴、だめだと分かっていながら求められて疼く穴。 エロティックで、描写が細かくて良かった。汗臭い男には惹かれないけど、ありありと画が目に浮かんでとても官能的だった。 千早茜。 田舎で女をつまみ食いしている男。忘れられない女っていいよね。ドラマっぽく見れた、シナリオっぽいからかな?会話文が多くて、見やすかった。なんとなく主人公は成田凌のイメージだったなぁ。 彩瀬まる。 文鳥。男を見る目がない女。 がちわかるー!って思って読んだ。でろでろに甘やかされてみたいなぁ。倉科さんがかなりツボ。自分でダメだなこれはって切り捨てていく主人公が好きだったな。幸せになってくれー! 花房観音 タイトルに一番近しいのはこれだろう。奪われることでしか生を感じれない女。イカれてるな。まあフィクションはイカれてればイカれてるほどよいのですが。共感はできなかったけど、理解はできた。きっとわたしが男ならこの主人公を奪ってしまうのかもしれない。そんな魔力を感じた。 宮木あや子 未成年に手を出す女。これも拗らせてるなあ。少年の描き方がきれいでよかった。金色の割れ目か。大人になりきっていない少年の美しさといったら!どの時代も劇薬のようなものですね。黒川想矢と齋藤潤を思い起こさせた。首ねー、首、いいよね。
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