
chim
@chim_Isolation
2026年3月4日
読み終わった
欧米的な価値観が、解放と啓蒙という文言のもと暴力により伝統的な社会を踏みにじる。
そのさまは、非情な戦車のキャタピラが、可憐な野草を蹂躙していくのにも似ていた。
アジア的な封建性や野蛮を肯定しているのではない。断罪されるべきは戦争そのものだ。
著者の、30年前にもなるこの言葉が、そのまま今の世にもあてはまる、あてはまってしまう。
それでも、そこには希望があって、というか、希望を見つけて、守っていかなきゃならないんだな、と思う。読んでよかった。
「人が守らねばならないものは、そう多くない。
人間の希望は観念のなかで捏造できるものではない。」
中村哲

