
LUCiA
@gogo
2026年3月5日

赤い魚の夫婦
グアダルーペ・ネッテル,
宇野和美
読み終わった
図書館で借りた。スペイン語を勉強していた(る?)のでスペイン語圏の作家を。
「新感覚」と裏表紙に書かれているが、ほんと新感覚だ。菌類との共存の描写は、頭でビジュアルを想像するだけで、おぞましくてたまらない。
第3回リベラ・デル・ドゥエロ国際短編小説賞を受賞して2013年に出版された。審査員からは「語りの緊張感を保ちつつ不穏な雰囲気を醸しだし、質の高い散文が日常に潜む異常を浮き彫りにする」と絶賛されたそうだ。
この審査員の評が、まさに!と言えるほどひと言でこの作品を言い表している。
短編集だが、全ての話に夫婦ないしはカップルが出てくる。恋愛って、こんなに心を蝕むものだったっけ、と遠い昔の気持ちが蘇ってこず、なんとも感情移入しにくい。もうホルモンやらフェロモンやらに右往左往されない歳になって良かったなぁ、私。しかし、作者とは1歳しか違わないのか。強いな。
