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LUCiA
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@gogo
10数年前にケータイをスマホ(iPhone)に変えてから徐々に本から離れてしまったのですが、2〜3年前に速読を習い(速読はまったく身につかず)、また読書習慣が戻ってきました。YouTubeやマンガアプリに負けがちですがゆっくり本を楽しんでいきます。
  • 2026年7月11日
    葉桜の季節に君を想うということ
    もう一度読まねば!と思ったのはこれが2冊め。1冊めはベルンハルト・シュリンクの『朗読者』。映像化もされた。目に見えない生い立ちというか、その人の過去を知っているかどうかで読み方が変わるものだった。素晴らしい作品だった。 そして、この『葉桜の季節に君を想うということ』。YouTube番組の『ほんタメ』でよく出てくるタイトルだったので、ついに買って読んでみた。うーん、面白いけど、まぁ、ミステリーだよなぁ、どんでん返しはどんな感じなんだろうと思っていた。どんでん返しは必須だから、あらゆる可能性を考えながら読んでいた。ふふーん、たぶん分かったぞ、なんて考えていたが。 しかし、だ。いや、これはダメだ。映像化はできない。文章だからこその大どんでん返しだった。こんなどんでん返しは読んだことがない。主人公の職業的な身軽さなんかも、こういうことだったのか。 最後の章。何だか途中でセリフの意味がよく分からなくなった。私が今まで頭の中で勝手に想像していた登場人物たちの例のアレが、大前提が、ガラガラと音を立てて崩れたというか、、、。これかー! 最後に、並行して進んでいた物語が一つにまとまる。そう言うことだったのかー。いやー、やられた。作者にだまされた!
  • 2026年7月5日
    緑十字のエース
    石田夏穂さんの書く話は何か淡々としているのにじわじわと面白い。 ゼネコンエリートで数字を扱う部署から転職して工事現場の「安全」と言われる部署で働くおじさんの話。転職のことを家族に話せないまま、朝の5時台に家をでて出勤する。 小さな現場事務所内での人間関係が濃密に描かれている。取材力がすごいのか、リアルにこういう現場で働いていたのかなと思わせられるくらいに細かい描写。知らない世界を見せてくれる作者の本が好きだ。 何となく主人公の顔を、俳優の小手伸也さんを想像しながら読んでいた。顔はず〜っと頭にあるのだが、名前が分からず、色々検索してようやく小手伸也さんの名前がわかった。すっきり。
  • 2026年7月3日
    三島由紀夫の肉体
    ようやく読み終わった。。。 三島由紀夫はそんなにたくさん読んでないんだけど、痺れるような美しい文章だったと遠い記憶。 三宅香帆さんがページターナーズでおすすめしていたので読んでみた。 三島由紀夫が体を鍛え出して、それはやがて自決するための伏線であった、と言うのが本書。だと思う。 昔、『薔薇刑』はどこかでぱらっと見た気がして。筋肉の人だと思ってたけど、元々は青白いインテリ代表のような人だった、と写真付きの説明がある。私の好みとしては、青白い頃の方が良いな。 お祭りで神輿のかつぎ手をやった時の純粋に嬉しそうな顔がステキだ。 「ボデービル」にハマってからは、ボクシング、剣道、空手などどんどん肉体を鍛えまくっていき、スポーツ紙にボクシングなどの観戦記を掲載するまでになっていったそうな。東京オリンピックの特派記者としても活躍し、東洋の魔女・女子バレーボールの試合に涙した。有名な楯の会の記念写真はなかなかカッコいい。 お酒が得意ではなく、楯の会のメンバーも礼儀正しい良き青年たちで構成されていた。ただ、国粋主義であることは自認していた。 三島さんがそもそも切腹にこだわったのは、二・二六事件を少年時代に見聞きしたから。そこから、えーっと、著者はいろいろ書いていたけど、私には消化できておりませぬ。様々なスポーツと三島さんの心境について分析を書き連ねているが、すまぬ。ふむふむ。で止まってしまった。 たぶん、いや絶対に著者の意図とは違うと思うが、分析よりも当時の社会とか雰囲気とか、言葉使いとか、そんな歴史資料として楽しませてもらった。三島由紀夫の死から50年以上。ほんと、言葉ひとつとってもかなり変わってきているなぁ、と感じた。 切腹のあと、介錯してもらい、首をはねられたとか、、、。マジかー。なんというか、ほんとにもっと違う時代に生まれたかったんだろうなぁ。 私のいちばん好きな箇所は、神輿をかつぐ嬉しそうな三島さんの写真。 久しぶりに三島由紀夫の本をまた読みたくなった。読みたい、と、読む、は違うけど^^;
    三島由紀夫の肉体
  • 2026年6月6日
    工務店の日報
    工務店の日報
    ずいぶん前に、何かのマンガアプリで無料部分までだけ読んで、面白かったのでLINEスタンプ買って、友人に好評で。その内マンガ本体を買おうと思いつつ、ようやく買えた。 期待を裏切らない面白さだった。表紙、カバー、中身の作り、たまらなく良い。 私の父が工務店をやっていたので、余計に「うんうん」と頷きながら読んだ。
  • 2026年6月6日
    まどいのいきもの -銀河生物観察記ー(1)
    積読チャンネルで見て、バリューブックスで予約して、数ヶ月待って、おまけ本もついてて、ようやく到着して、もったいぶってから読んだ。「1巻」となってるので、続くのでしょう。買いますよ。 銀河生物に寄生された人たちのお話。銀河生物なんて奇想天外な手段を使ってはいるけれど、人間のお話。確かにまだまだこのマンガ全体の構想(勝手にそんなものがあると仮定しているが)からしたら、全然序の口やろねぇ、と言う感想。これからが楽しみ。
  • 2026年6月6日
    天才になれなかった全ての人へ
    作者のかっぴーさんて、『左ききのエレン』の中でも何かこう色んな視点を提供してくれる人だなと思うのだが、そのマンガと言う縛りを取っ払ったナマのかっぴー節を読める本、と言う印象。 「天才」ではなく「天才モード」、を目指すと言う発想に救いがあるなぁ。私は50代なのだけど、まだまだ自分のカードを捉えきれてないなと。読みながらこれからの私の可能性を考え始めた。何歳でも、何やってもいいやん。
  • 2026年6月6日
    名画で読み解く メディチ家12の物語
    イタリア語を勉強しているので。イタリアと言えばメディチ家。この『●●家』シリーズ全6冊を書店で見かけて、全部読みたい!と思ったのだけど、とりあえずはイタリアから。家系図が複雑で、同じ名前の人が何人もいて(百年の孤独のようだ)、ややこしいが、ザッとメディチ家の概要を知るにはとても手軽で読みやすい。絵画もきれいだし。このシリーズにある他家も登場するので、ボチボチ揃えていこう。それにしても、何だかオシャレで陽気で言語が美しくて芸術の都で、と華やかなイメージのイタリアだったけど、これを読むと何とも血なまぐさい歴史に彩られている。毒殺で有名なボルジア家の名もチラッと出てきたが、ボルジアについても何か読みたいな。
  • 2026年6月2日
    プラハの古本屋 (中公文庫)
    社会主義時代のプラハの古本屋事情など、魅力的なお話がたくさん。それにしても学者って、やはりすごい勢いで本を買ってすごく本を読むんだなぁ。面白かったエピソードとして、カルパチアの山岳地帯の山村で目についた牛飼い、羊飼い。その人たちがしばしば本を手にしている風景は、世界のどこでも見たことのない組み合わせだったとか。スラブ学会での話もうっとりとする。10ほどもあるスラブ語と英・独・仏の公用語があるので、どの言語で発表があるかわからない。作者は二日間朝から晩までずっと発表をきいたら、何もかも分かるような錯覚におそわれた、と。色んな言語が飛び交い、苦も無く(あったかもしれないが)こなしていくのはうらやましい。スラブ系の言語も何か勉強したくなる。チェコやスロバキア、スロベニアを旅した時のことをうっすら思い出した。この本を持って東欧にまた旅する日を夢みよう。タイトルの元ネタである、作者の師匠こと徳永康元さんの『ブダペストの古本屋』も読みたい。
  • 2026年5月28日
    漱石日記
    漱石日記
    多分もう1年以上前に買って、他の本を読む合間合間に繋ぎとしてちびちび読んでいた。日記文学はこう言うところが良い。 初っ端から「夜、下痢す。」である。ロンドン留学へ船で旅立って2日目、1ページ目から、だ。いきなり面白い。下痢と、食べ物のことと、お金のこと。 ヴィクトリア女王が亡くなった際ちょうどロンドンにいたので、葬式見物に行くが人混みが凄すぎて見えない。ハイドパークの「園内の樹木皆人の実を結ぶ。」ほどで、下宿先の「宿の主人、余を肩車に乗せてくれたり。」に笑える。 修善寺での日記は痛ましい。ついに「吐血五百ガラム」の後、「皆朝までもたぬ者と思う。」と、奥さんが代筆した。ただ、その後回復していくにつれ、また食べ物のこと。 明治天皇に対する不満。天子重体の報により次々と催し事や営業の自粛が相次ぐ。まだ死んでもいないのに、営業が天子の病気に害をなすわけでもないのに、と。 妻への不満。かなり口の悪い書き振り。「ベラ棒め、」おお!江戸っ子の口上だ!「癪に障る」とか、「断じて許さない」とか「糞でも食らえという気で」とか。下女に対する不満とか。現代なら絶対に書けない差別用語とか。 神経質で気が強いのか弱いのか、不平不満に満ちあふれた日記はとても人間みがあって楽しかった。 発表当時は問題もあったようなことが解説に書かれていたが、この日記に登場する人物が全てもうこの世にいない今となっては、1000円札の文豪の普段着の生活が読み取れるのは楽しい時間だった。
  • 2026年5月27日
    歌よみに与ふる書
    歌よみに与ふる書
    タイトルの「歌」とは短歌。私は短歌も俳句も詠みも読みもしないが、面白そうだったので。新聞紙上に連載し、名歌と言われる歌を糞味噌にけなしたり、読者からの批判に応えたり、良いものは良いと言ったり。「理屈」論争。源実朝へのベタ褒めっぷり。「も」の功罪。でもやはり普段歌を嗜まない身としては、う〜ん面白くないなぁ、、、と流し読みしていたところ、子規作の歌とその訳、解説のページになると面白くなってきた。この本の目的からは少し逸れたかもしれないが。短い文字数の中に込められた感情や時間、距離、病状を表すテクニックなど、知らないことがいっぱいだった。面白くないと思いつつも、気付けば8ページも付箋をつけていた。表紙がカッコいい。
  • 2026年5月22日
    村上海賊の娘(四)
    圧倒的な迫力と面白さで終わった。史実は変わらないはずだから、作者の都合よく事が進められているわけではなかろうに、でも、やはりこうなるのか!と言う物語が展開する。小説終了後の解説で、作者の史料に対するこだわりっぷりについて書かれていた。つまり、この本の登場人物は全て実在の人物で、戦さの結果なんかも全て史実なのだ。まぁ、百姓や下っ端の手下は創作上のキャラクターだそうだか。史実と史実の間をつなげる描写、史実の脚色、この表現力に私はやられてしまったのだ。解説はさらに私の気持ちを見抜いている。小説の舞台となった芸予諸島への観光を推しているのだ。主人公「景」の行く末は最後まで目を離せなかったし、小説はクライマックスに近づくにつれ面白くて面白くて、片時も手が離せない状態になってしまった。中毒性のある『村上海賊の娘』、オススメです。
  • 2026年5月20日
    村上海賊の娘(三)
    鳥肌が立つほど面白くなってきたぞ。主人公の景姫以外の描写が多く、男の物語が多くを占め、なんだか景の存在感が、、、と思っていたら、ついに!「鬼手」と言う言葉が説明もないままに進んでいたが、この巻の最後でものすごいうねりとなって表現された。以前何かの番組で作者の和田竜が、江戸時代なんて大人しすぎて面白くない。書くなら断然戦国時代、と言ったような内容のことを言っていたが、ほんとそれがよく分かる戦いにつぐ戦いのストーリーが、面白くてたまらない。これは最後の第4巻が楽しみだ。
  • 2026年5月19日
    村上海賊の娘(二)
    2巻は主人公“景(きょう)”の出番は少なかったな。戦いの場面、小説家って、どうやってこんなに詳しく書けるんだろう。すごいね。最後に、ついに信長登場。
  • 2026年5月16日
    村上海賊の娘(一)
    昨日読み終えた『童の神』(今村翔吾)に引き続き歴史小説を。時代は違うが、上記同様にどうも西洋人の血が入ったと思われる女性が主人公。おたふくのようなのっぺりした顔が美人とされた時代、生まれ育った瀬戸内海では醜女とされたが、流れでやってきた大坂・堺では「えらい別嬪やなぁ」と褒めそやされる。信長の時代、スペインやポルトガルからの外国人が多く居た堺では、人の美醜の価値観も他の地域とは違っていた。そうして主人公が得意になったあたりでこの巻は終了。和田竜の本は、『のぼうの城』以来だが、やはり最初は説明が多くてちょっと読むのがしんどい。だけどそれを乗り越えてからはグンと面白くなる。2・3・4巻が楽しみだ。
  • 2026年5月15日
    童の神
    童の神
    長い長い映画を見終わったような、充実感というか高揚、陶酔、うっとりした読後感だ。史実、昔物語に作者の創作を掛け合わせ、最後は見事に終わっていった。スケールの大きい話だった。創作のキャラクターがいつの間にか昔話で聞いた酒呑童子になり、渡辺綱に腕を落とされる。まさかり担いだ金太郎が登場する。この字面だけみると日本昔ばなしのアニメのようだが、そこに至るまでにじっくりとこの小説は物語世界の地ならしをしているので全く不自然さはない。さらには、私がいま住んでいる土地や出身地、仕事で馴染みのある地名など、近畿・関西圏が舞台となっているのもざっくりとした舞台が頭に浮かんできやすく、楽しかった。まぁ、京都を中心とした時代の話を書けばそうなるか。そこに金髪碧眼の容貌をもつ主人公が現れたのか。現代なら、「カッコいい(とろ〜ん)」とでもなりそうだけど、昔は鬼とも呼ばれていたんだろう。当時の雰囲気をイキイキと感じられる文章だ。多少の姿形の違い、風習・文化の違いなどで「童」という差別語で呼ばれ、虐げられた人々が反乱し、朝廷と戦う。和睦しそうにもなるが、謀によりそれも叶わず。そんな戦いの物語だった。三部作の第一部と位置付けているそうだけど、もう第二部、三部は世に出ているのかな?調べておこう。
  • 2026年5月11日
    踏切の幽霊
    踏切の幽霊
    明日は月曜日なのに、ついついこんな深夜まで読み耽ってしまった。そのくらいに途中で本を閉じることができなかった。『積読チャンネル』で紹介されていた本。失礼ながら、女の幽霊の顔を想像した時、YouTubeで時々見るメイク動画の人の顔を思い浮かべていた。ラップ音を説明する描写を読んで、むかーし昔に乗ってた電車が人身事故を起こした時の、いわゆる人をはねた時の音が脳裏に蘇ってきた。この本を読む人によって、色んな音を想像してるんだろうなぁ。物語の最後に救いがあって良かった。
  • 2026年5月9日
    戦国武将伝 東日本編
    西編より東の方が有名人多い印象。今村さんの文体に慣れてきたぞ。 東には誤植なし^_^
  • 2026年5月6日
    戦国武将伝 西日本編
    徳島県 蜂須賀家政の命日の12月30日は、私の祖父と同じだなぁ、と思いながら。 戦国武将1人1人のエピソードが、都道府県別に短編どころかショートショートくらいの短さでたくさん載っている。今村さんの歴史もの初心者としてはとっつきやすかった。サイン本でした^_^ そうだ、1箇所誤植を見つけたのだった。こう言うのって、ちょっと得した気分^_^
  • 2026年5月6日
    殺し屋の営業術
    いや〜、おもしろかったー。 読みたいけど、文庫になってからかな、、、と思っていたが、母の日のプレゼントを口実に(誰に言い訳するでもないが)買ってしまった。 何かのプロフェッショナルになれば、ウラの世界でもプロになれるのか。一気に読んでしまった。表紙の絵も何だか凝ってるね。意図はわからんが。 続編も今年中に出るらしい。楽しみだ。
  • 2026年5月6日
    ザ・ロイヤルファミリー
    想像していた以上にめっちゃ良かった。ドラマは全然見ていなかったのだけど、ドラマの評判を聞いていたので、これは本を読まねば、と。 馬中心の話かと思っていたのだが、めちゃくちゃ人間ドラマだった。もちろん競馬好きも納得させるくらいにレースや競馬場における描写、牧場や厩舎の内情など、ものすごく詳しく書かれていて、それだけでも十分楽しい。だけど、その内容を動かすのは人間たちのストーリーで、もう泣けて泣けて。 昔よく競馬場まで行ってた頃を思い出した。パドックで見た印象深い馬たちのことも思い出した。パドックで出場馬や騎手と話すオーナーたちの着飾った様子も思い出した。あの人たちにも色んな思いがあったんだなぁ。
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