"街と山のあいだ" 2025年3月14日

@mori16
2025年3月14日
街と山のあいだ
「奥穂高と校了」、「麓」の章 麓に下りて山の姿を振り返った時、そして街中に戻った時の、妙な非現実的な感覚の描写いい。山の中での体験と、麓と、目の前の「いつも」を見てる時のギャップ。さっきまでの山の中の感覚が夢だったかのように思える気分、わかるってなった。 「地図を作る」の章 いろいろ調べて地図を作って実際に行った時の違いを味わうのいいな。 日々刻々と変わる天気や道の状態、空気感の変化を感じるの楽しい。だから何度も同じ山に行くのかもしれない。知ってる場所の知らない顔を見るのが楽しい。 「てふり」の章 見開き1ページ全部好きな雰囲気の文だった。 「誕生日の山」の章 誕生日に山行くって、シンプルにいい案。 実際に夕陽を前にすると、額の上というよりも、私には睫毛の上に、ちらちらちらちら、光が転がって遊んでいるような感覚がある。 P132より 触れない光を転がるっていうのいいな。そういえば山では光の見え方が違う気がする。空気が澄んで光の透明度が上がるからか。
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