
乖離
@karu
2026年3月6日

その街の今は(新潮文庫)
柴崎友香
読み終わった
自分が暮らす大阪の街、そのかつての姿を捉えた写真を収集する主人公。
写真や映像の中の街並みや人びとが「かつてあった」ということに言いようのない感慨を覚える感覚は少し分かる。
場の記憶をよすがに、自分という存在が過去にも未来にも延長されるような感覚。
ただ、私は主人公と違って自分の住む街ではなく、旅先とかでそういう街の来歴を意識することが多かったので、こんどは今住んでいる街のかつての姿というのも探してみようかなと思います。
あと大阪に住んでいたことがあるので、見知った街の描写は懐かしさと新しさがあって面白かった。
