しゅう "マリアビートル" 2026年3月6日

しゅう
しゅう
@shuu62
2026年3月6日
マリアビートル
マリアビートル
伊坂幸太郎
伊坂幸太郎の「マリアビートル」を一気読み?(2日)。 新幹線を舞台にする事で閉鎖空間と時間的制限を設け、そこに各々の目的を持つ人物を配置する事で箱庭的な面白さを生み出している。 殺し屋の様々なアクションに乗客が気付かなかったり、中学生が長身の大人の遺体をトイレに運んだり、そんな事可能か!?と思いたくなったが可能なのだ。 檸檬と蜜柑の死は悲しかったが、蜜柑が檸檬の遺志であるディーゼルのシールを発見する所はハイライト。 後半はデウス・エクス・マキナ的に木村雄一の両親が介入し、物語は収束した。 鈴木さんとは、寺原とは、スズメバチとは、あらゆる人物に謎が残ったままなので、それは別作品での回収となっているのかな。 多視点の長所を上手く取り込み、映像的な文章で上手く想像を掻き立てられ、楽しかった。 今作に関わる7つの遺体(で合ってるか?)を背中にしょいこみ、てんとう虫は飛び立ったのだろう。
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