
くりこ
@kurikomone
2026年3月6日

愛と性と存在のはなし
赤坂真理
読み終わった
読み終わった
読み始めた当初は、男、女という言葉がなんの断りもなく出てきて本質主義なんじゃないかと思ったけど、赤坂さんは、陰陽のエネルギーの流れの対局にある者同士を男、女と示されているよう。
また、この本を読んで、身体的差異からくる選択の傾向というのはやっぱりあるなと思いなおした。フェミニストとしてて構築主義の立場をずっと取ってたけど、どこからどこまで身体的特徴から選択しているのか、社会的に押し付けられているのかと、明確に線をひけるものではないのだろう。
驚いたのは、赤坂さんのご友人Mさんのようにトランス女性でありながら、ジェンダーアイディンティティが男である人もいるということだ。私は、単純にトランスのことを「性別を越境したい人」と認識していたけど、そのステレオタイプな見方はトランスの人が新しい問題を抱え込むことを助長しているのだ。
「すべての人はモザイク状にできていて男であり女である。・・・そのモザイクのピースが女と男どちらに生まれたボディと適合したりしなかったりする。すべての人は性同一性障害なのだ」
「いわゆるマイノリティについて、性的マイノリティの一形態とされる性同一障害の何たる事かも、この時わかる。それは質において異質で特殊なのではなく程度において甚だしい。だからすべての人に薄くある性質である」
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私は、ずっと「女」であると自認してきたけど、「女をやらされている」という感覚がある(これは母親が私の女性性をずっと否定してきたから。母への反抗のため「女をやっている」ということ)。でも、この本を読んだら自分のジェンダーアイディンティが分からなくなった。とりあえず「クエスチョニング」として生きよう。
