

くりこ
@kurikomone
三度の飯より本が好き。
生き延びるための読書。
- 2026年7月1日
あいつゲイだって松岡宗嗣読み終わったかなり読み応えあり。 自分の周りには、セクマイの人が多いから、カミングアウトができている人が、たった1割しか居ないっていうことに驚いた。 多くのセクマイの人にとってこの社会が全く安心できるものではないっていうことがよく分かる。 p・186 「東京五輪で起きたアウティング」で、海外メディアが魔女狩り(セクシャルマイノリティの選手をバラす)ために、マッチングアプリを漁っていたとしってゾッとした。 私はまだ、受けたことがないのだけど、「セクシャルマイノリティでないかという「噂」への対応」が印象にのこった。 「セクマイであっても構わないのではないか」と返答することで、ホモフォビックな考えに亀裂をいれることを私も取り入れたいし、何事にも「亀裂をいれる」ことを恐れないようにしたい。 - 2026年7月1日
あいつゲイだって松岡宗嗣まだ読んでる中盤まで読む。 2015年の一橋大学アウティング事件をきっかけに書かれたもの。多くのSOGIハラの具体例が知れる。アウティングという言葉と意味を正確に知っている人が、非当事者だと2割に満たないと知ってびっくりした。こんな状況だと当事者がハラスメントを訴えても、多くのケースで沈黙させられているのだろう。 良かれと思ってしたアウティング(医療従事者だから知っておいたほうがいいというような理由)が当人を自死に追い詰めているケースは、ゾッとした。まったく加害の意識がないことで人を死に追い詰めることは、アウティングにかかわらずきっとたくさんあって、自分が生きるということは、他者の命を支え合うことなのだと改めて感じた - 2026年7月1日
まだ読んでる中盤くらいまで読む 第二章「辻褄が合わなくてもいい」に出てくるアイヌのおじさんが印象的。 セクマイの青年が、アイヌのおじさんにお悩み相談したとき、彼はただ、妻を指さし、「俺はあいつが好きでだから一緒にいる」と言ったそう。 厳しい土地で先祖代々生きていたアイヌのおじさんにとって、人間以外の自然界も含め自分の「世界」。セクシャルマイノリティであるということを全面に出して訴えることでしか社会は変わっていかないのだけど、本当は、人間以外のものにも目線を向けてアイディンティティにとらわれずに生きることが本当の解放につながるのだと思う。 赤坂真理さんの『安全に狂う方法』に書かれていた、まりさん、めばさんのパフォーマンスのことを思い出した。きっとあの二人もパフォーマンスで、概念を超えて真に自由になっているのだろう。 - 2026年6月29日
- 2026年6月27日
安全に狂う方法赤坂真理読み終わった赤坂真理さんに習っているのに、『安全に狂う方法』の内容をちゃんと覚えてなくってもう一度読み直したけど、やっぱりすごいな、これ。 依存症が症状として出ていないけど、実は依存症(固着)していることがアディクトであることとか、よく言われる「依存症の自己治療仮説」とかを全部解体して、赤坂さんが、アディクトを語り直していて、ぐいぐい引き込まれる。 特にアディクトとシャーマンの関係や、摂食障害とトランスセクシャルの類似性とか、どんな医学書にも書かれていない鋭い指摘だと思う。 「うっかり神はやってくる」の、最終章で倉田めばさんと赤坂さんが二人でパフォーマンスをしたあと、「わたし生きていてよかった」と倉田さんが口にしたとよんで泣いてしまった。 赤坂さんのめばさんに対する優しい目線とか、パフォーマンスを通じて、支え合ってるところとか、、、こうやって命を支え合ってるとき、きっと、うっかり神はやってくる。 - 2026年6月24日
基地問題から沖縄を知るための60章上杉勇司,小松寛,波照間陽読みたい - 2026年6月22日
麻薬と人間 100年の物語: 薬物への認識を変える衝撃の真実ヨハン・ハリ,福井昌子まだ読んでる中盤まで読む。 インタビュー記事に躍動感があって、小説みたいにスラスラ読める! 麻薬を取り締まれば取り締まるほど、狙いを定めたマフィアが膨大な利益を得る。更には、法外に価格を釣り上げられた麻薬を求めて薬物依存症者は、犯罪を犯す。ギャングが警察を買収し、麻薬カルテル同士は国を超えてシマを争い、殺し合いをする 「アメリカ合衆国政府は、・・・近年で最大かつ最も強力な犯罪者製造組織になった」(p.71) - 2026年6月22日
フェミニズムと戦争協力鈴木裕子読みたい - 2026年6月20日
インターセクショナリティと関係精神分析マックス・ベルギン,クレオニー・ホワイト,北村隆人,山岡亜里紗,森真治,関理江読みたい - 2026年6月14日
- 2026年6月8日
教室から編みだすフェミニズム虎岩朋加読み終わった前半 ポストフェミニズムについて具体例を挙げてわかりやすく説明してあるのが良い。 自由やエンパワメントを求め一見主体的に見える行動が、新自由主義に接続される。自分自身の行動も点検していきたい。 第五章「困難なセーフスペース」 周縁にいる人たちと一緒にセーフスペースを作る取り組みをしているので、興味深く読んだ。 周縁にいる人たちが主体的に構成した物語がじつは、権力が聞きたい物語となっている話は既視感があった。 次の章では身体性と絡めつつ、セーフスペースに言及していることが興味深かった。 子供のもやもやざわざわに耳をそばだて、身体化された習慣を変えてしまうほどに教育者の力が熱く伝わっている場所が「セーフスペース」。 他者の小さな声を聞くには、自身の声をいつも聞ける様になる必要があるように思う。 - 2026年6月4日
教室から編みだすフェミニズム虎岩朋加読み始めた第三章 「学校教育の中の二重規範と二重意識」 「フェミニズムの敗北」と言われている男女共同参画について詳しく知れるのがいい。 ・p.116 黒人が、白人の視点を内面化する、ディボイスが提唱した「二重意識」 私自身も権力勾配の高い方の視点を内面化して自分を低く評価していないか心配になってきた。ずっとフェミニズムの勉強をしているけど、いまだ自分が心からしたいことをしているのか、誰かの視点を一度突き刺して行動しているかわからなくなる事がある。 はやく、自分が自分であれるようになりたい - 2026年6月2日
「暮し」のファシズム大塚英志読みたい - 2026年6月2日
麻薬と人間 100年の物語: 薬物への認識を変える衝撃の真実ヨハン・ハリ,福井昌子初めてヨハン・ハリの本読んだけど、めちゃめちゃ躍動感のある文章で引き込まれる。 『依存症と人類』に書いてあった麻薬戦争について冒頭から詳しく書かれてて面白い。 ヘロイン依存症だったビリー・ホリデイ。ネグレクトされたり、性暴力に合ったり、DV夫から金を巻き上げられたり、人生が壮絶すぎる・・・。 『奇妙な果実』で黒人へのリンチを歌い上げたせいで、麻薬戦争のターゲットとなり、追われることになるなんて。 - 2026年6月2日
石牟礼道子 増補新版河出書房新社編集部読みたい - 2026年5月31日
脱暴力の臨床社会学中村正まだ読んでる巨人の安倍監督が子供を虐待したというニュースを知る。彼を擁護するような報道のあり方を見ていると、この本に書かれているような「暴力を肯定する文化」が虐待者の背景にあり、暴力的行動を支えているっていうのが、すごくよく理解できる。 後半「感情を言葉にしていく練習の例」 共同的治療として、ナラティブを語らせることだけではなく、体を使ったワークショップをしているのが興味深かった。 暴力を振るう手が実は「暖かかった」と気づく。後出しジャンケンで、負ける練習をする。子供に絵本を読み聞かせることで感情的知性を育む。 普段から私達も、暴力の萌芽をアンインストールする取り組みが必要に思う。 - 2026年5月25日
- 2026年5月25日
にほんの詩集 石垣りん詩集石垣りん読み終わった初めて読んだ石垣りんさんの詩集。和田靜香さん本でも紹介されていた。 「弔詞」が一番心に残った。戦争の渦中にある今、ぜひ心に刻みたい。 ーーーーー 死者の記憶が遠ざかるとき、同じ速度で死は私達に近づく。 戦争が終わって20年。 もうここに並んだ死者のことを覚えている人も職場に少ない。 ・・・ 戦争の記憶が遠ざかるとき、戦争がまた私達に近づく。そうでなければ良い ・・・ 8月15日。 眠っているのは私達。 苦しみ冷めているのはあなた達。 いかないでください。 皆さん、どうかここに居てください。 - 2026年5月24日
養生する言葉岩川ありさ読み終わった読み終わった。『物語とトラウマ』同様、岩川さんが、孤独を抱えながら本とともに歩み、自分自身を再生してく様子が見えてとても励まされた。やっぱり「孤独」の中で紡ぎ出される物語はとても心を打つ。岩川さんが血肉にした言葉を受け取って命のバトンを受け継いでるような読書体験だった。 特に13章 看護について学ぶ のスピリチュアルペイン、スピリチュアルケアとはなにか、は、パートナーが自死したことを書いた『遺されたものたちへ』を読んだところだったから、死の淵にある人に対するケアを更に考える切っ掛けをくれた。 p.228 この社会の設計がマジョリティに合わせて作られている以上何かを考えたり養生する言葉すら、マイノリティである私は作り直していかなければならない。・・・ そのままでは使えなかったら、これまでに出会った様々なものをアレンジしたり、DIYして自分用の形にして養生する言葉を作ってほしい。 - 2026年5月24日
未来の戦死に向き合うためのノート井上義和読みたい
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