かなすみ "カタミミの森" 2026年3月7日

カタミミの森
カタミミの森
小森香折
小森香折さんの作品を続けて読んでいる。 中高学年向きかな、と思うけれどどうかしら。少し長め。というか重め。 キツネのロビンが主人公の、動物世界もの。 動物ファンタジーを読む時に、その世界観がどうなっているのかが気になるところなんだけど、キツネ、オオカミは食べられる関係性を持ち、でもキツネとリスは友人のよう。 ハシビロコウとナマケモノもでてくるし、途中から出てくる「イクサグマ」は城を築きオオカミの軍隊も従えていることから、とても人間くさい。 明るく楽しいだけではないストーリーに、出久根育さんの絵がとてもマッチしていて気持ちいい。 大きな生き物への愛を感じる。 ラストのような切り札が、我々にもあればいいのにと思う。
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