カタミミの森

4件の記録
花春@haru-tuge2026年7月8日読み終わった絵本・児童書巣立ったばかりのキツネのロビンを語り手に、傲慢な都のクマの王と叛逆奴隷である一匹のオオカミの戦いを描いた物語。 動物なのは擬獣化で、まあ中身としては人間たちのお話。(擬獣化してるのは、たぶん憂さ晴らしに蹴り付けられたり、耳を落とされたりする奴隷たちや、その奴隷が後ろから王を刺したり…など描写は人間で描くとショッキングだからかなあ?) ひとりひとりのキャラクターに入れ込む感じではなく、読了後に「一代記を読んだー!」みたいな満足感がある感じだった。長い歴史の一幕を丁寧に読んだ的な。 ファンタジー系や現代モノ問わず、この作者さんの物語の読後感はそんな感じなので、人間ではなくもっと広い、「国」とかその物語の舞台に作者さんの照準が合ってるのかも?- かなすみ@kanasumi_01232026年3月7日読み終わった小森香折さんの作品を続けて読んでいる。 中高学年向きかな、と思うけれどどうかしら。少し長め。というか重め。 キツネのロビンが主人公の、動物世界もの。 動物ファンタジーを読む時に、その世界観がどうなっているのかが気になるところなんだけど、キツネ、オオカミは食べられる関係性を持ち、でもキツネとリスは友人のよう。 ハシビロコウとナマケモノもでてくるし、途中から出てくる「イクサグマ」は城を築きオオカミの軍隊も従えていることから、とても人間くさい。 明るく楽しいだけではないストーリーに、出久根育さんの絵がとてもマッチしていて気持ちいい。 大きな生き物への愛を感じる。 ラストのような切り札が、我々にもあればいいのにと思う。
まく@maku2025年11月25日読み終わったカタミミと呼ばれる恐ろしいオオカミがいる森での動物たちの話。 だんだん緊迫感が増していき思わぬ終盤に。それでも希望はある。短いながらも勢いがあって出久根育さんの挿絵がより一層の躍動感を引き立ていて良かった。 寓話っぽいと思ってたら実際そうらしい。




