
伊緒
@i-o-i-o
2026年3月7日

読み終わった
ニューロマイノリティ(ASDなど)である著者が、トーベ・ヤンソンもそうだったのではと仮定したうえで読み解くムーミンの世界。
そういう目線で読んだことはなかったので、とても面白かった。例えば、ASDの見る世界はいつも水の中にいるような感覚がするらしい。だから、ムーミン一家も水辺に住んでいるのではないかと、著者は解釈する。
私も水辺は好きでムーミン谷の風景は好きだけど、ただ子供の頃に川沿いに住んでいたから、という理由な気がする。水辺を好むというのは、ニューロマイノリティじゃなくても成り立つようにも思う。
面白いのは、何が正解かということではなく、ニューロマイノリティの人にはそういうふうに見えている、ということ。トーベ・ヤンソンに対する仮説も、著者の言うとおりかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
いろいろな解釈が成り立つのは、ムーミンの魅力だと思う。現実世界もそういうものかもしれない。



