
amy
@note_1581
2026年3月7日
性暴力の加害者となった君よ、すぐに許されると思うなかれ
にのみやさをり,
斉藤章佳
読み終わった
感想
フェミニズム
男性学
弱者男性
マチズモ
読みすすめている最中にエプスタインやマンガワンのことがあり、しんどくて読むのを中断していた。
性暴力被害者のにのみやさんと性暴力の加害者の人たちの手紙のやりとりを収録しつつ、被害者は被害を受けたあと、どんな生活を送るのか、なぜ加害者は加害をしたのか。
様々なアディクション臨床に携わる斎藤章住氏が記録し、探っていく。
加害者が他者をモノ化して加害するのは、性欲ではない、支配欲だけでもなく、承認欲求が関わっているのではないか、また承認欲求がゆがんでしまうのは社会から(親や身近な人たちから)男という役割を押しつけられ、押し込められるからではないか。
女性から拒絶(受け入れてもらえず、承認されない)されると、より弱い存在でああるこどもへその承認欲求が向かい、子どもなら受け入れてもらえるとゆがんだ認知をしてしまうためではないかと書かれていた
この社会で最も弱い存在である子どもへ加害してしまうほど、自身の欲求や認知をゆがませてしまう、そう差し向ける社会なんてもう終わりにしないか?と言いたくなる
「おわりに」でにのみやさんの書いていた言葉がまさにそうで、なぜ加害者と対話をするのかと聞かれてたにのみやさんが”怒りや憎しみを連鎖させてはならない”と言っているのを見て、私もそういう気持ちがあることに気づいた
私が男性学の本や差別する側、抑圧を仕向ける側のことを知りたいと思うのはにのみやさんと同じく、ここで断ち切りたいと願っているからだと気づいた
問題を提起する本やエンタメはそれなりに作られている。エンパワメントを促すものも。
じゃあ加害する側、抑圧する側がどうすればいいのか、自身の何に向き合えばいいのかとう取り組みは少ないように思えるし、またそれについて書かれたり、作られたりしたものも少ないように感じる
私はこういう本やフィクションがもっと作られてほしいと思う
またこの本には性暴力の加害者の言葉がかなり出てくる。「はじめに」のところでトリガーワーニングも明記されているが、読む際には充分自身の心身のことを鑑みて読み進めてほしい



