瀬戸内
@setouchi
1900年1月1日
木挽町のあだ討ち
永井紗耶子
読み終わった
紹介
ミステリー
時代物×人情物×ミステリー
最近読んだもののなかでは抜群に面白かった作品。
画像は友達に読んでもらいたくて作ったあらすじ4️⃣コマ
おすすめPOINT
・江戸時代という特殊な時代ミステリー
・人情や人の優しさにふれる
・直木賞作品という実力派
・とにかく手堅く面白い作品として輝く
ここ数年に発売した小説のなかでは抜群に面白かった。
ミステリーよりも人情物色は強い……と思わせて、きちんとミステリーしてた。
第173回直木賞が該当作品無しで秋頃に騒がれていたが、木挽町のあだ討ちは169回受賞作品。
普段そこまで賞を気にしないものの、読破後、これは選ばれて当然~✌と後方腕組彼氏ヅラ
主人公が仇討ちのことを芝居小屋、森田座の人々に聞いて回るものの
次第に話し手の生い立ちになっていく。
時代物に慣れていないと最初は慣れない単語や言い回しではあるものの、
この登場人物の話が泣かせてくれる。
この人はこうこうこういう生い立ちで可哀想で~ というチープなものではなく、
丁寧な描写で、ツラいこともたくさんあったが今こうして前を向いて生きている。そういった勇気をくれる小説。
一方で本来は優しい性格である菊之助が仇討ちに立ち向かわなければならない葛藤が伺えるなど、とてもよかった。
映画版は時間の都合でかなり省略されてしまったことが残念😞
一八さんが瀬戸康史なのはとても良かったゆえに掘り下げをもっと観たかったぜ……。
それはさておき、読書体験としてはひじょ~に楽しかったです。
図書館で借りて読みましたが思わず本屋で単行本を取り寄せてしまった。
小説って良いもんですねぇ……としみじみと感じた次第です。

