瀬戸内
@setouchi
ミステリーを中心に読みます。
好きなミステリー
十角館の殺人(綾辻行人)
ナイルに死す(アガサ・クリスティー)
奇想、天を動かす(島田荘司)
エラリー・クイーンの国際事件簿(エラリー・クイーン)
ハサミ男(殊能将之)
占星術殺人事件(島田荘司)
硝子の塔の殺人(知念実希人)
殺竜事件(上遠野浩平)
毒入りチョコレート事件(アントニイ・バークリー)
木挽町のあだ討ち(永井紗那子)
殺戮に至る病(我孫子武丸)
七回死んだ男(西澤保彦)
六人の嘘つきな大学生(浅倉秋成)
ミステリー以外の好きな小説
おいしいごはんが食べられますように、蜜蜂と遠雷、博士の愛した数式、約束された移動、最後の命、嫌いなら呼ぶなよ、虚無への供物、いつかパラソルの下で、風に舞い上がるビニールシート、コンビニ人間、破船、死者の書、紙の動物園、僕は勉強ができない、私は英国王に給仕していた、
- 1900年1月1日
カササギ殺人事件<下>アンソニー・ホロヴィッツ,山田蘭読み終わったすごい賞をとったらしいので上巻含めてどうにか読破。 噂通り面白かった。 あらゆる場面で計画的な緻密さを感じたのも久々。 ミステリー小説としてはとても面白い。 しかし、最初の素直な感想は、海外の人ってドラマチックだよな~、だった。 面白いんだけど主人公含めて感情が豊かを超えて我が強いなって感じ。 こちらとしては少しだけついていけなかったりもしたが、海外はこれくらいが普通なんだろうな。 主人公はどうしてここまで自分を貫き通せるのかその行動理念はちょっとわからんけど主人公だからと言われたらその通りなんだよな ミステリーは固定概念を一回忘れなさいという思し召しに近いものも少し感じた。 読後感は良いかと言うと……って感じではあるものの、 作中作と本筋の二つの謎が解ける展開は面白く、評価される理由はあちこちにある。 カササギ殺人事件=作中作というものを素晴らしく上手に使いきった小説としてはきっと忘れられない。 主人公があまり好きにはなれなかったのは この小説がドラマやストーリーライン(登場人物に課せられた運命)を重視して、主人公や登場人物のことをあまり愛していないように(それは公平であり、決して悪いことではない)も感じてしまった。 作者が主人公や登場人物に何を思ったのかはわからないが、ストーリーライン(運命)にはキャラ(人間)は勝てないみたいな ささやかなモヤりを感じてしまった。 - 1900年1月1日
新装版 殺しの双曲線西村京太郎読み終わった2026年5月5日に読み終わってはいたもののここに投稿し忘れ。 双子をテーマにしたミステリー。 西村京太郎作品は時刻表ものが有名だけど勿論それ以外も面白かった記憶もあり、評判がいいと聞き購入。 昭和50年代頃が舞台で あるサラリーマンとOLのカップルがスキー旅行に招待されるところからはじまる。 集まったペンションでは他にも招待客がおり、しかし事件が……。 というペンション側と、 都内で顔を隠さない強盗が現れ、強盗には双子の兄弟がいてどちらが犯行を行ったのか……? という強盗側で話がわかれる。 冒頭の双子の兄弟の会話を皮切りに2つの事件は進んでいき、やがて思わぬ形で2つの事件は重なる…。 といった具合。 双子を扱う作品としては珍しい上にストーリーラインも面白かった。 ただ途中で勘づいてしまい、最後まで騙されたかったと惜しさがあった。 とは言え、評判通り面白かったのでよかったです。 - 1900年1月1日
カササギ殺人事件<上>アンソニー・ホロヴィッツ,山田蘭読み終わった久々の海外作品。 流行っていた時に電子で買って読みにくくて断念したのを書籍購入して読んでいく。 上巻。 名探偵アティカス・ピュントが田舎の村で起きた事件を解いていくといった古典的なミステリーだが最初に翻訳家がピュントシリーズの原稿を読んでいるという 作中に作品が出てくるというもの。 上巻では翻訳家が読んでいるというのは冒頭のみで、話の内容は名探偵ピュントが事件に挑む姿が書かれている。 この作中作が古典的な雰囲気(アガサ・クリスティーなど)のもので、最初は話が進まないが 村人から意見を聞くうちに徐々に事件の輪郭がみえて…きたか? ってところで上巻が終わり。 作中作の筈だが上巻はそこがメインなせいか普通に話に没頭していく。 しかし、下巻の頭だけ読んだところ話はまた別の方向に転がりそうでとても楽しみ。 下巻もこつこつ読んでいきます。 - 1900年1月1日
改訂完全版 奇想、天を動かす島田荘司読み終わった読み終わったあと、しばらくぼーっとしてしまった。 頭は働かず、感傷が残った。 しばらくして我がごとのように恥ずかしくなり、思い込みは大切なことを欠如させてしまうのかもしれないとも思った。 物語は年号が平成にかわり、消費税が導入した直後。 その日暮らしのホームレスが小さな店で消費税を払わないまはま物を持ち、追ってきた女主人が人通りの多いなかでその心臓をナイフで刺したことから始まる。 消費税導入による衝動的な殺人かに思えたが……? 事件のあらすじは以上のようなものだが、 実際に物語を期待させるのは本書の冒頭。 昭和、北海道の列車のなかでピエロが現れ、奇怪な踊りをして車両連結部に向かった後、 銃声が響き、床には炎が灯された蝋燭でひしめくトイレのなかでピエロの男の死体があった…というくだり。 小説の始まりとして、何か数奇なことが起きることを予感させるとても面白い導入。 同作者の占星術殺人事件の冒頭から結構なページ数を難解な文章を読ませるのに対して(そのあと読み進めるととてつもなく面白いのだが) 此方は掴みが完璧だった。 昭和の奇怪な事件と平成の刺殺事件という平行した事件が交じり合い、読むのが止められなくなった。 それは可能なのかと少し気がかりな部分がないわけではないが(大抵のミステリーはそんなもんなので細かいことは気にしない!) 広げた風呂敷をきちんと畳み、 真相が解明され、人間の半生が語られた時、やるせなくなってしまった。 それに直面した主人公が示した感情に読者も共感してしまうのではないかとも思う。 奇怪な事件、トリック、作風、 そして占星術殺人事件でも切なさややるせなさ、悲哀といったものが素晴らしかったが 本作も読み終わったあと、読み手の襟を正してくれるような心地にさせてくれる。 そんな話でした。 - 1900年1月1日
びっくり館の殺人綾辻行人読み終わった当時子ども向けのミステリー作品として書きつつも館シリーズの正当な作品でもある本作。 引っ越してきた小学6年生の少年が町外れのいわくつきである、通称びっくり館に住む少年と出会うが……といった話。 子ども向けの館シリーズはどんなもんかと読み進めていたらミステリー+ホラーっぽさはあれど、ちゃんと館シリーズらしい内容。 しかし、挿絵の怖さも相まってずっとうっすら怖い(笑) 館シリーズ恒例の「こいつのせいで物事がややこしくなってるじゃねーか!」感も健在。 他の本に比べると短いが、 真相が判明した時は、なるほどそうきたかとニヤリとしてしまった。 いやぁ~~~やっぱり館シリーズはいいね! 館シリーズは時々それは有りなのか?と感じることもあれど、読者を驚かせたいという挑戦的な気概を感じるところが好きだと再確認できました。 - 1900年1月1日
悪意東野圭吾読み終わったえらいおすすめされたので読んだ。 相変わらず読みやすいな~と思いつつ、 ん~……なんか、なんだか…なんかなぁ……みたいな雰囲気が漂っていて そもそも手記や主観は信じるなとミステリーで教わって(?)いたのもあって警戒しながら読んでいたら、 気付かず自然に受け入れたかったな~って感想! 話のあることを告白するパートあたりの絶妙に気持ち悪い文章めっちゃ上手だな…とも思った。 あの自分に酔ってる感を纏う文章が気持ち悪いけどよかった。 なにはともあれ 久々に気持ち悪い東野圭吾作品にあたっちまった この手の話は好みがわかれる気がする。 - 1900年1月1日
卒業東野圭吾読み終わった好みじゃなかった本を読んだ後は東野圭吾作品がいい。 定食屋で希望通りのメニューをちゃんとお出しされる感じがある。 加賀恭一郎シリーズの悪意を読もうとしたら先にこれ読みなと貸して貰った。 さくさく読めるし、ちゃんと気になるし、大体最後まで読めるところが東野圭吾作品の良いところだと思っているので その通りのものを読んだな~って感想。 大学卒業が迫っている大学生グループのなかから一人亡くなったが、その人は自殺なのか、それとも……というシンプルかつ気になる流れをつくるのがうまい。 展開がわりと早いからだらだらせず助かる。 少しホロリとくる要素を含ませるさじ加減もよかった ある人物が不幸なのと優しさが混じって一番気の毒ではあったが、その人物の台詞が一番、卒業というタイトルを象徴している気がした。 まぁ、なんかしみったれた感じだけど、おまえがやったことはさ……みたいになるのもあるものの、 1冊読む分にはこれくらいでいいのかも。 全部語る訳ではないが、全く語らないわけでもない。 爆裂👊面白い❗って訳でもないが 好みじゃない本を読み終わったあとに、ちょうどいい話っぽさ そこそこ面白かった。 - 1900年1月1日
そしてミランダを殺す (創元推理文庫)ピーター・スワンソン読み始めた - 1900年1月1日
未館成の殺人信国遥読み終わった紹介新たな館ミステリー。 十角館の殺人など館ミステリーが好きな人ほどあれこれ考え、最終的な着地点に唸ってしまう。 そんな小説。 ある建築家が孤島に館を建て、未完成のまま失踪した。 そのルポを書くことを依頼された大学のミス研のメンバーは一泊二日の現地取材に行くも、その孤島で……。 というどこかの十角館を彷彿とさせる始まり。 しかし、皆の推理が披露されていくに従って、まぁその可能性はあるなぁ…という納得感を出しつつ 最後は着地点が綺麗だった印象。 大学生達が登場するわりに派手さはなく、どちらかというと雰囲気は硬派。 それでいて技巧が凝っている、丁寧なミステリー。 渋いものの、館ミステリ好きさんにはおすすめ。 表紙がなんとなく少し昔の小説の表紙感があって、そこが損をしているような気がしないでもない。 書店で何となく手にとって読んでみたが楽しかった。 - 1900年1月1日
あの魔女を殺せ市川哲也読み終わった魔女はいるし、魔術はあるを前提にしたミステリー。 人によってはエグく感じる描写がチラホラ見受けられる。 個人的にトリックは騙されたものの、納得できるかは人による。 本筋に引き込まれる感じもあって楽しく読めた。 終盤まで落としどころがどこなのか、ずっと謎を追い続ける感覚に陥る意味では個人的に読み応えがあった。 登場人物が気持ち悪いのが嫌じゃなければってのもある。 全体的に好みがわかれるのは確か。 - 1900年1月1日
- 1900年1月1日
毒入りチョコレート事件 (創元推理文庫)アントニイ・バークリーミステリー紹介かつて読んだ多重推理×古典作品×人間模様 やっぱ好きな本をアピールしたい!💡 ってことで🍫毒入りチョコレート事件🍫 画像は友達に読んで貰いたくて作った4️⃣コマ おすすめPOINT ・古典的なミステリーにして多重推理もの ・二転三転する謎解きをみたい ・個性豊かな登場人物 なかなか古い作品のため、少々お堅い部分も散見される。 この時代のお話にしては個性溢れる探偵達🥸 次々に証拠や証言が出てくるのでみんな平等に推理する! ……という訳ではないものの😖 それでも探偵達が集って凄惨な毒入りチョコレート🍫事件を追っていくのはロマンがあります✨ どの探偵も個性溢れる推理を披露していく様は 事件の推理披露パートを何度も楽しめるので 「この推理が正しいかも……🤔」と思える作品。 探偵達もみんな頭が良い設定で、頭良さそうな発言をするので、なんか知的な感じがする~という当方の頭悪い感想が出てしまう🤣 多重推理ものでは必ずと言って良いほど名前が挙がる通り 古典的なミステリーでありながら エンターテイメントとしても楽しめるあたりかなりお気に入り。
- 1900年1月1日
木挽町のあだ討ち永井紗耶子ミステリー読み終わった紹介時代物×人情物×ミステリー 最近読んだもののなかでは抜群に面白かった作品。 画像は友達に読んでもらいたくて作ったあらすじ4️⃣コマ おすすめPOINT ・江戸時代という特殊な時代ミステリー ・人情や人の優しさにふれる ・直木賞作品という実力派 ・とにかく手堅く面白い作品として輝く ここ数年に発売した小説のなかでは抜群に面白かった。 ミステリーよりも人情物色は強い……と思わせて、きちんとミステリーしてた。 第173回直木賞が該当作品無しで秋頃に騒がれていたが、木挽町のあだ討ちは169回受賞作品。 普段そこまで賞を気にしないものの、読破後、これは選ばれて当然~✌と後方腕組彼氏ヅラ 主人公が仇討ちのことを芝居小屋、森田座の人々に聞いて回るものの 次第に話し手の生い立ちになっていく。 時代物に慣れていないと最初は慣れない単語や言い回しではあるものの、 この登場人物の話が泣かせてくれる。 この人はこうこうこういう生い立ちで可哀想で~ というチープなものではなく、 丁寧な描写で、ツラいこともたくさんあったが今こうして前を向いて生きている。そういった勇気をくれる小説。 一方で本来は優しい性格である菊之助が仇討ちに立ち向かわなければならない葛藤が伺えるなど、とてもよかった。 映画版は時間の都合でかなり省略されてしまったことが残念😞 一八さんが瀬戸康史なのはとても良かったゆえに掘り下げをもっと観たかったぜ……。 それはさておき、読書体験としてはひじょ~に楽しかったです。 図書館で借りて読みましたが思わず本屋で単行本を取り寄せてしまった。 小説って良いもんですねぇ……としみじみと感じた次第です。
- 1900年1月1日
十角館の殺人 <新装改訂版>綾辻行人ミステリー紹介かつて読んだ何年経っても好きな本 Readsの初投稿にあたってこれを最初に選ばなきゃ…な使命感から投稿。 友達にどうしても読んで欲しくて作成したあらすじ4コマをぺたり。 おすすめPOINT ・ミステリー初心者大歓迎作品にして国内ミステリーの金字塔 ・孤島×いわくつきの屋敷×謎の死を遂げた少女という『いかにも!』なミステリー舞台と設定 ・展開が早く、文章が読みやすいのでサクサク読める ・2024年に完璧にドラマ化されている 不審すぎる建築家、中村青司。 自分達をミステリー作家の名で呼び会うミステリー研究会の大学生達。 本土にいる河南の元に届いた謎の告発文。 ミステリーに欲しい要素の全てが揃っている本作。 よくばりセットだよ。 これが1987年、今から40年近く前に発行されて今でもミステリー小説として名が挙げられ続ける素晴らしい作品。 はじめて読んだのは中学生の頃で、図書室にあった本書を何となく手にとりました。 読みやすさや登場人物のシンプルかつ個性のわかりやすさ、そして早くもしっかりとした展開に魅せられ夢中になって読み耽り、全てが判明するシーンでは大いに驚いた。 元々、コナンや金田一など漫画でミステリーは好きだったものの、 この一冊がなかったらミステリー小説を好んで読むことはなかったのではないかと思うほど。 読んでいない人が羨ましい、でも出会えて本当に良かったとも思える。 実写化というのに難を示しがちなですが 昨今はキングダムやゴールデンカムイといい、実写化の成功例が出てきた頃に 2024年にHuluでドラマが公開されました。 期待して良いのか、しない方がいいのか。 SNSで綾辻先生がよく出来てると言うから、信じるからな!と公開日にインフルエンザでうなされながら視聴。 いやぁ~~今の時代に生きててよかった~✌✌✌ 大好きな作品が素晴らしい形で映像化された これほど嬉しいことはありません。 ドラマ版が素晴らしいことに加え、最近はドラマの影響からか、ミステリー界隈で館ミステリーブームがきている(ような気がする)。 面白いものは面白く、 新たな作家さん、新たな館ミステリーが次々出現していくこの波を巻き起こす それほど国内ミステリーを挙げる上で欠かせない作品の一つだと思います。 Readsの最初の投稿に相応しいとして選出しました。
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