
wakaba
@wakaba101
2026年3月8日
渚にて
ネヴィル・シュート,
佐藤龍雄
読み終わった
終末世界物やポストアポカリプス物が好きな私にとって、核戦争直後の終わり行く世界を描いたこの作品は最近特に気になっている名作SFの一つだった。
劇的な展開は本当にまったくと言って良いほどなく、放射性降下物による終焉が来るまでの人々の生活が淡々と描写されている印象。
あと数ヶ月で皆等しく死に絶える、つまり生きる意味がなくなるという時、人はどうするべきなのかという問いを投げかけられているようにも感じた。
序盤はあまりにも何も起こらないので退屈すら感じるほどだったが、徐々にゆるやかな終末世界観にも慣れ、面白く読み進めることができた。
じわじわと尻上がり的に面白くなって行くタイプの小説
