
はな
@hana-hitsuji05
2026年3月8日
回復する人間
ハン・ガン,
斎藤真理子
読み終わった
図書館本
図書館で借りた
「左手」
久しぶりに、昔、気になっていた女性と再会する既婚男性。
「なんであんなことに命を賭けたのか」という彼女の言葉の圧倒的な余韻。
「熱に浮かされた思いとか、涙とか、私らしくない行動とか、わけありな事情とか、心の底まで見たり見せたりすること…もう嫌だし、うんざりだわ。」
泥のような人間関係の果てに感じるこの気持ち。最初はあんなに自由になれたような気がしたはずなのに、いつのまにか自分らしくいられなくなることが嫌になる。
彼女は身体の一部だけでなく、意思を持って選択しようとした。そこがよかった。
「火とかげ」
同音異義語って本当、その国の言葉だけが持ち得るニュアンスで、そこを秒で理解出来ないもどかしさと、わけなんてわからないまま読む勘違いの良さもある気がする。
終わりの見えない言うことをきかない身体と共に、健康な側がそれをいつか負担に思う生活について考える。
健康の上で成り立っている関係性で上手くいってた長い時間を経て、健康ではない状態が訪れてお互いを支え合っていくのって、健康な時に覚悟は出来てない。それが崩れて、長引いた時に、これまでとは違ったフェーズを自覚する。







