itshin "生きる言葉 (新潮新書 10..." 2026年3月8日

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@it_shine
2026年3月8日
生きる言葉 (新潮新書 1083)
「言葉は、疑うに値する」というのが印象に残った。谷川俊太郎さんのことを思う。 最近、短歌や和歌がやけに気になって本を買ったり手にしたりしている。定型で、小さい箱なのがとてもいいと思う。本の中でも出てきたけれど、凝縮した言葉。 言葉の機能とか仕組みとか、意味とか。言葉の精度とか、そういうものとして在る、ということだったり、そういうことを「疑う」。そういう態度があるから、言葉を扱う資格があるのではないか。 今日、Twitterで、やがて人類は、AIを使わないで書いた文章を、手書きの文章というようになるだろう、とあって。 言葉を言葉として扱うのが人間だけの専売特許ではなくなりつつあるけれど、その情感というか、詩情というか私情というか、言葉を疑うということは、人格を持った人間だけの専売特許であり続けるんだろう。 心を定めるために、知るために、あるいは疑うために人は言葉を紡ぐ。そうやって、その言葉以前に戻ることはできなくなる。その繰り返しが、死ぬまで続く。そうやって生きたいな、と思う。
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