
rina
@r_1_n
2026年3月8日
ゴリラの森で考える
山極寿一
読み終わった
印象的だったのは、ゴリラの世界におけるリーダーの在り方。
「リーダーは力で他を制することによって地位を守ることはできない。他者から選ばれなければならず、そのためには力の行使だけでなく、力を抑制することも重要になるのである。」(p.35)
人間は多少なりともゴリラと共通な性質を持つはずなのに、今の社会のありようはどうだろう。
ゴリラの暮らしぶりと比べると暗澹たる気持ちになってくるけれど、山極先生は最後にちゃんと希望も提示してくれる。
人類の700万年に及ぶ進化史の99%以上は戦争がなかったのだから、きっとそこに戻れるはず。所有と定住の呪縛を弱めて、これからの世代が連帯すること。多民族、多宗教、多文化が共存できる社会の構築。
ゴリラはたくさんのことを教えてくれた。






