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本を読むのがすき
本を買うのがすき
本を積むのはもっとすき
- 2025年11月25日
ジジイの片づけ沢野ひとし読み終わったそろそろ年末も見えてきたし片付けでもするか!と思ってから時間だけが過ぎて今に至る。 このままじゃいかんとこの本を読み、やる気は満タン!あとは行動するだけ!行動するだけなんだけど…今日は朝から社会科見学に行く息子のお弁当作り頑張ったし、明日から頑張ろうかな…。 - 2025年11月20日
新版 思考の整理学外山滋比古読み終わった本を読んでもすぐに忘れるのが悩みだったんだけど、忘れることは悪いことじゃないということがわかっただけでもこの本を読んだ甲斐があった。東大、京大でめちゃくちゃ読まれてると聞くと難しいイメージしかなくて手が伸びなかったのだけど、とても読みやすく分かりやすく書かれていて面白く読めた。 大学生の時に読みたかったけれど、多分、大学生の頃の私では面白がれなかった気がするので今読めてよかった。 - 2025年11月19日
- 2025年11月17日
えーえんとくちから笹井宏之読み終わった「この星に消灯時間がおとずれるときも手を繋いでいましょうね」(p.14) 「切れやすい糸でむすんでおきましょう いつかくるさよならのために」(p.22) 「ベランダで夏の子どもがサヨナラの練習をしている昼日中」(p.67) 「わたしだけ道行くひとになれなくてポストのわきでくちをあけてる」(p.98) さみしいんだけどさみしすぎない、やさしい歌集。付箋だらけになったよ。
- 2025年11月17日
- 2025年11月14日
海と毒薬遠藤周作読み終わった再読再読。 初めて読んだのは多分、大学生の頃。 その時は正直よく分からなかった。 あの頃よりは理解できた気がするけれど、じゃあそれを言語化してと言われたらまだそこまで言葉が追いつかない。 勝呂がまだ医者を続けている意味を考えている。 - 2025年11月14日
- 2025年11月10日
13月のカレンダー宇佐美まこと読み終わった原爆について、資料や本から知識を得てそれなりに理解を深めた気になっていたけれど、まだまだ浅かったことを教えてくれた小説。 被爆者に対する差別はよくないとある意味簡単に怒れてしまうのは、あの日あの場所にいなかったうえに身内に被爆者がいないからこそなのかもしれないと思うと心底苦しかった。 助けてもらって当たり前の人たちが黙らざるをえなかった現実。黙らせてしまった社会のあり方。 原爆は目に見える傷だけじゃなく、目に見えない傷を体の中にも心の中にも残した。 今、そうした貴重な声を届けてくれる人たちの高齢化が進み、語れる人がどんどん減っている。じきにいなくなってしまう日が来る。 そんな時、力を持つのはこうした良質な文学なのだと思う。 「喜代が子どもだった頃、戦争が起こっても何もできず、ただ黙って殺されていくしかなかった。新しい時代の子らには、自分で未来を選択してもらいたい。大人が間違った選択をしそうになったら、大きな声で「NO」を言ってもらいたかった。怒っていいのだと伝えたかった。」(p.252) 私たちは絶対に繰り返しちゃいけない。 この先も戦争に対してNOを突きつけなくちゃいけない。 そのことを改めて肝に銘じながら読んだ。 - 2025年11月3日
黒い雨井伏鱒二読み終わった8月に読もうと思ったまま積まれ続けていたけれど、広島旅行の後に読むべき本だったようで、寝かせておいて良かった。 相変わらず息子とともに原爆について書かれた本を読んでいる。息子は絵本、私は小説や関連本を漁っている。 知れば知るほどその惨さが迫ってきて目を背けたくなるけれど、私も息子もたくさんの「なぜ?」の答えに近づきたくて本を読んでは話し合っている。多分、答えは出せないけれど考え続けてみようと思う。 - 2025年10月31日
- 2025年10月21日
「空気」を読んでも従わない鴻上尚史読み終わったいつか息子に読ませたいと思って買っておいた本。 岩波ジュニア新書から出ているけれど、大人にも刺さる、というか大人こそこの本で言うところの「世間」に囚われがちだし、「社会」と「世間」の違いについて知っておいた方が断然生きやすくなると思う。まずは大人がそこから自由になろうとしなければ子どもにも響かないだろうなと思ったので、息子がこの本を手に取りたくなるように背中を見せねば。 - 2025年10月20日
作文小山田浩子読み終わった「でも、しないといけないと僕が思ってることは間違いないので。いま、僕ができると判断したことをやるということだけで、その先は、もう、相手の領分っていうか、向こうの責任なんですよ」(p.110) - 2025年10月19日
- 2025年10月17日
はだしのゲン(7)中沢啓治読み終わった息子と読んだ本大切な人を何人も失いながらも戦争を生き延び、ピカにも負けず、踏まれても踏まれても立ち上がるゲンの姿に勇気をもらうと同時に、本来なら無邪気に子ども時代を謳歌できたであろう子どもたちがこんなにも早く大人にならざるを得なかったことを思うと胸が張り裂けそうになる。 息子が戦争や原爆に関心を持たなければ、ゲンを読み直そうとも思わなかったし、自分から積極的に戦争のことを知ろうとしなかったと思うし、今回の旅行先が広島になることもなかったと思うと、息子に感謝しかない。 資料館で、様々な国の人たちが真剣な眼差しで展示を見ている姿に、国は違えど平和を思う心は同じなのだと静かに胸が熱くなった。 誤解を恐れずに言えば、決して気持ちのいい展示ではない。それでも楽しい旅行の行程の中に資料館を組み込もうと思った人たちがこんなにいるのだと思うと世界は捨てたものじゃないという気持ちになる。 改めて、平和について、核のない世界について、子どもたちが子どもらしく笑って過ごせる未来について、これからも積極的に考え続けたい。
- 2025年10月17日
はだしのゲン(6)中沢啓治読み終わった息子と読んだ本 - 2025年10月17日
はだしのゲン(5)中沢啓治読み終わった息子と読んだ本 - 2025年10月16日
異端の被爆者横井秀信読み終わった広島で購入。 広島に行かなければ手に取らなかったであろう本。 12歳の時に爆心地から850メートルという至近距離で被爆した兒玉光雄さん。建物内にいたおかげか、奇跡的に目立った外傷はなかったものの、放射線はしっかり兒玉さんの染色体を傷つけていた。 兒玉さんの人生は戦争によって大きく変わってしまったとも言えるし、何も変わらなかったとも言える。 被爆したことにより幾度も癌に冒され、その結果仕事を辞めざるを得なくなったりと、戦争の後遺症はしつこく兒玉さんについてまわる。でもその度に、戦争なんかに、原爆なんかに負けるものかと胸を張り、生きることへの前向きな気持ちだけは何ものにも破壊されることはなかった。 戦争の恐ろしさを伝えるだけの暗い読み物にならなかったのは兒玉さんの人柄と、その兒玉さんからの信頼を裏切らないよう膨大な資料を読み込み、取材をし、誠実にこの本を書き上げた横井さんの筆力によるものだろう。 この本を読めたことに感謝したい。 - 2025年10月11日
ハウスメイドフリーダ・マクファデン,高橋知子読み終わった旅のお供本最初からバリバリに不穏な空気が満ちているし、不可解なことがあっちにもこっちにもあって、あ〜はいはい、最後にどんでん返しがあるやつね、よくあるパターンのやつね、と思いながら読み進め、中盤過ぎたくらいでだいたいの形が見えてしまい、面白いけどどこかで読んだやつだなーなんて思いながら終盤に突入したら…!!! えっ、そういうこと!?!? いやちょっと待て、そういうことなら私、この人大好きだわ…。 (若干のご都合主義もありつつの)ラストえぐ〜、あつ〜!!! 結果、まんまと作者の術中にはまり、ページをめくるのももどかしいくらいものすごい勢いで読み終えました。 本の紹介文には「恐怖と衝撃のエンタメ小説」とあったけど、個人的には「痛快!◯◯◯ー◯◯◯(←ネタバレ防止)エンタメ小説」でした。 この小説について誰かとキャッキャしたい〜!!
- 2025年10月8日
- 2025年10月8日
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