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本を読むのがすき
本を買うのがすき
本を積むのはもっとすき
- 2025年7月5日
- 2025年7月2日心はどこへ消えた?東畑開人読み終わった「生活は忘却の集積だ。それでいい。常時心と向き合っている余裕は現代の私たちにはない。それでも心は存在する。ときどきでいい。振り返れば心がいる。(中略)心が一つ存在するために、心は必ず二ついる。」(p.252) 『雨の日の心理学』がとても良くて、一気に東畑さんのファンになった。この本もやっぱり良くて、クスクス笑いながら読んでいたらいつの間にか心の行方について考えさせられていた。私の心は今どこにあるんだろう。心のありかについて思いを馳せる時、いつもより自分に、他者に優しくなれる気がする。
- 2025年6月26日ニュートン超図解新書 最強に面白い 時間科学雑誌Newton読み終わったブックオフの児童書コーナーで見つけた本。 表紙に、予備知識なしで読めます!って書いてあるけど普通に難しかった(笑) 難しかったけど、その難しい具合が面白かった。 同じシリーズの睡眠も一緒に買ったのでそっちも読んでみる。
- 2025年6月25日傲慢と善良辻村深月読み終わった久しぶりの辻村深月。 相変わらず抜群のストーリーテリングであっという間に物語に引き摺り込まれる。そうそう、この感覚!と思いながら読み始めたものの、もうそれ以上書かないで!見せないで!と目を瞑りたくなるような、でも思い当たる節がありすぎる感情が次から次へと詳らかにされて苦しくなる。恋愛の裏側、人の裏側がこれでもかと細かく、細かく描写されていく様は圧巻。 結局怖いもの見たさで一気読みだった。 やっぱり辻村深月はすごい。
- 2025年6月24日かもめ食堂群ようこ読み終わった再読「何とかなりますよ。まじめにやっていれば。どんな店だって最初っから、どーんと人が入るわけじゃありません。正直にやっていれば、ちゃんとどうにかなるんです」(p.90) 「どこに住んでいても、どこにいてもその人次第なんですよ。その人がどうするかが問題なんです。しゃんとした人は、どんなところでもしゃんとしていて、だめな人はどこに行ってもだめなんですよ。」(p.162) 「不安っていったらみんな不安ですけど、まあ、先がどうなるかはわかりませんけど、自分さえちゃんとしていれば、何とかなりますよ。」(p.212) やたらと響いた文章たち。
- 2025年6月24日西の魔女が死んだ梨木香歩読み終わった再読なんとなく手が伸びて久しぶりに再読したら、今の自分に必要な言葉がたくさんあって、この直感のよさがあるのなら私もいつか魔女になれるかしらなんて思ったすぐあとで、「自分で決める」勇気と覚悟の前で足踏みしている私はやっぱりまだまだ魔女への道のりは遠いと思ったり。 併録されている「渡りの一日」に登場するあやさんが眩しかった。
- 2025年6月23日
- 2025年6月19日積ん読の本石井千湖読み終わった自分もなかなかの量を積ん読していると思っていたけれど、上には上がいて安心した。 私が積ん読する理由を角田さんがそのものズバリ仰っていて、その通りなんです!と思わず身を乗り出しそうに。私にとって本を買うことは救出に近いのかもしれない。おこがましいけれど。いつかいなくなってしまうかもしれないのなら今のうちに私の本棚においで、みたいな。 それでも積ん読することにうっすらと罪悪感を感じていたけれど、これからは胸を張って積もうと思う。
- 2025年6月17日シェニール織とか黄肉のメロンとか江國香織読み終わった大事に温めておいた江國さんの本。 (あと一冊温めてある) 読み始めてすぐ「あ、私、理枝めっちゃ苦手!」と思って、でも同時に「めっちゃ好き!」と思った。他人のペースを意に介さず、居候の身ながら部屋を陣取っちゃう感じも、思ったことがそのまま言葉や行動に反映される感じも、思わず心のシャッターを閉めたくなるんだけどつい目で追ってしまう。(自分がそうなれないから憧れるのかしら?) あぁ、ずっとずっとこの人たちの日常をのぞいていたい。終わり方もずるいんだよなぁ。(もちろん、いい意味で) 読み終えて、こっそり思い出し笑いをしたり、それぞれのその後に思いを馳せるくらいにはこの物語にどっぷり浸っていた。 もう一冊のストックも読んでしまおうか、もったいないからもう少し温めておこうか…悩む〜。
- 2025年6月17日
- 2025年6月14日
- 2025年6月10日つめたいよるに江國香織読み終わった@ 自宅何度読んでも、というか読めば読むほどどれも甲乙つけ難い宝箱みたいな短編集だなと思う。 「デューク」はやっぱり名作だと思うし、「桃子」の湿度のある淫靡さもたまらないし、「鬼ばばあ」や「晴れた空の下で」の切なさに胸がキュッとなったり、「ねぎを刻む」で描かれる孤独はいつかの私にも覚えがあるなと思ったり、「南ヶ原団地A号棟」の隣の芝生の青さにクスッとしたり、「冬の日、防衛庁にて」の衿子さんの佇まいにひょえ〜となったり… はぁ、また今回も一番を決められなかった。
- 2025年6月4日古書店めぐりは夫婦で (ハヤカワ文庫 NF 234)ナンシー・ゴールドストーン,ローレンス・ゴールドストーン読み終わった再読@ 待合室大学生の時に読んで以来、久しぶりの再読。 二回目も、というか二回目の方が面白かった。 夫への誕生日プレゼントに『戦争と平和』を贈ったことをきっかけに、あれよあれよという間に夫婦で古書収集の沼へハマっていく過程がすこぶる面白い。 一つ難があるとすれば、めっちゃ面白いのに絶版になってしまったのか手に入りにくく、人にオススメしづらい。
- 2025年5月30日怠けてるのではなく、充電中です。ダンシングスネイル,生田美保読み終わった
- 2025年5月26日夜果つるところ恩田陸読み終わったこれが『鈍色幻視行』のメンバーを虜にした呪われた小説なのかぁ! 小説の中の仕掛けはもちろん、本自体にもちゃんと仕掛けがあって、鈍色から世界が続いているのが嬉しい。 恩田陸らしい世界観といえばそうなんだけど、後ろになんとなく飯合梓の影がチラつく感じもあってなんともゾワゾワする。鈍色に引っ張られてそう感じただけなのか、ちゃんとチラつくように考えて書かれているのか…恩田陸、恐るべし!!!
- 2025年5月25日一日の体調を整える朝のヨガサントーシマ香読み終わった夜に引き続き朝のも読んでみる。 寝る前に瞑想(もどき)をするとすんなり寝れる感じがあるので、朝も何か取り入れたいなぁと思いつつ、あんまり気張ると続かないのが目に見えているので、ゆるっとぬるっとやっていきたい。
- 2025年5月25日鈍色幻視行恩田陸読み終わったひっさしぶりの恩田陸。やっぱり好きだ…!!!初期の頃の作品が大好きすぎて最近のものは全然読んでいなかったのだけれど、久しぶりに読んだらドンピシャで、この不穏でクラシカルな雰囲気がたまらないんだよ〜!!!と心の中で机をドンドンやりながら楽しく読了。続けて『夜果つるところ』へ。
- 2025年5月24日疲れないからだをつくる夜のヨガサントーシマ香読み終わった圧倒的に思考が優位な私。先日ChatGPTにも同じようなことを言われた。確かに考えるのは得意な方だし、一度に複数のこと考えてたり、いま頭回転してるなーって思う時が多々ある。自分の長所だとは思いつつ、寝る直前、なんなら夢の中でも考えていたりするから起きた瞬間から疲れてる…なんてことも。いつまで経っても副交感神経の出番がないのはまずいと思って、最近色々試している。それで瞑想の練習をしてるのだけど、まぁ頭の中がうるさい、うるさい!こんなに喋ってるんだ、自分。ということには気づけた。面白いので引き続き練習しようと思う。
- 2025年5月21日13歳からの地政学田中孝幸読み終わった最近、漠然となにか知識を得たいという猛烈な欲求があって、それに応えるべく手に取った本。 タイトルにある通り、13歳から読めるくらい優しく書いてあるので入門書の入門書から入りたい大人(私)にもぴったりだった。 カイゾクと呼ばれるおじさんと兄妹の対話を通して、なぜ今世界がそうなっているのかということをサクッと知れる構成になっていて、とても読みやすかったし、メモしながら読むのが楽しかった。 地政学という分野に興味がわいたので他の本も読んでみたい。 この本は息子の本棚行き決定。
- 2025年5月19日しゅうまつのやわらかな、つくみず,浅井音楽読み終わった朝からお腹の調子が悪くて、朝ご飯の用意も満足にできなくて、夫と息子の見送りもできなくて、なんで自分はいつもこうなんだろうと自己嫌悪の沼にズブズブ沈みそうになりながら手に取った本がこれだった。読んでいるうちに冷えた心がちょっとずつ温まってきて、自分にとって今日という日は石の日だったんだと思うと鉛のように重かった心が少しだけ軽くなった。今日この本を手に取った自分のことは好きだな、と思った。
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