高橋典幸 "カフェーの帰り道" 2026年1月26日

カフェーの帰り道
好きな物語がひとつ増えました。小説『 カフェーの帰り道 』(著者: 嶋津輝 / 発行:東京創元社 / 2025)。 日常の生活、日常の職場、些細な会話。移り変わる時と世相の流れのなかで生きる、稲子、美登里、セイ、タイ子、幾子、菊田。そして、彼女ら、彼と関わる人びと。 大正後期から昭和初期の上野と周辺の街々に生きる人びとの物語。 読みながら、時にニマニマと口元が緩み、時に他人事とは思えないほどに心配したり、時に目頭が熱くなったり。心にゆっくりと染み入る物語。読み入りました。 あぁ… カフェー西行に行きたい… 稲子、美登里、セイ、タイ子、幾子、菊田に、 逢いたい… そうだ、 改めてページをめくれば、また、逢える 映画と異なり、再度チケットを買う必要はない。 手元にあるこの本のページをめくることで、また、何度でも再会できる。 小説本って、いいものだなぁ。 そんな事を思わせてくれた一冊。
カフェーの帰り道
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