"すべてがFになる" 2026年3月8日

@s_ota92
2026年3月8日
すべてがFになる
p16 「私だけが、7なのよ……。それに、BとDもそうね。」 p39 「そんな当たり前のことが、どうして自分にできなかったのか、と考えながら萌絵は階段を下りた。」 p44 「相手の言葉を繰り返す場合は、認識に時間がかかっている証拠であり、ほとんどの場合、思考が停止していると見て良い。」 p67 「「理想的な職場ですね」犀川はにっこりと微笑んだ。」 p79 「自然を見て美しいなと思うこと自体が、不自然なんだよね。」 p119 「「私は雨女。だから、いつも傘を持っているの」萌絵は微笑んで、小さな口を結んだ。」 p176 「すべてがFになる」 p182 「これは、僕の専門じゃない……、だよ。」 p184 「意味のないジョークが、最高なんだ。」 p187 「Fが大文字だったのが気になるな。キーボードのキャプスキーはロックされていなかったから、大文字のアルファベットを打つときはシフトを押さないといけない。つまり、わざわざ大文字にしたということに意味があるのかもしれない。固有名詞だろうか?」 p228 「水を吸うことを覚え、流れることを覚え、変化することを覚えるごとに、小さくなるのだ。」 p229 「到達感のない虚しさこそが貴重なものだとも思った。」 p231 「それは、犀川がこれまでに聞いた、国枝桃子の最も感情的な発言だった。」 p245 「萌絵は吹き出した。「先生……、それは、マラカスです。」」 p253 「「孤独は、ナナです。」」 p257 「しかし、この本棚には、第十六巻、第十七巻は一冊もなかったのである。」 p274 「「7が九つ並ぶわね」女はすぐに答えた。」 p278 「「知りたいことは、すぐ目の前で見られるのよ。話をしたい相手はいつも目の前にいる。それが、ごく自然なことです。それが当たり前のことなの。そうでしょう?もともと、世界はこうだった。でも、今の貴方の世界が、どれだけ中途半端な不自由か考えてごらんなさい。遠くの声が聞こえ、遠くのものが見えるのに、触れることはできない。沢山の情報を与えられても、すべてが、忘れられ、失われるしかない。情報の多さで隣の人も見えなくなる。人はどんどん遠くにいってしまうわ。何故、そんなに離れて、遠ざかっていこうとするのかしら?ピストルの弾が届かない距離まで離れようというのかしら?目の前にいると相手を殺してしまうからなの?ねえ、西之園さん……。神様だって、どうして、あんなに遠くにいるの?本当に私たちを救って下さるのなら、何故、目の前にいらっしゃらないの?おかしいでしょう?」」 p289 「「思い出は全部記憶しているけどね、記憶は全部は思い出せないんだ。」」 p299 「「これ以上に科学的な可能性がありますか?」」 p322 「「そう……、Fのことかな……。」」 p357 「「人間ほど歴史を後生大事にする生き物はいない。」」 p393 「それとも、もう会うことができない、と思う気持ちが、彼女を美しく見せるのだろうか……。」 p394 「失いたくないために、幾重にも塗り重ねたペンキ。そして、ついには、何に色を塗っていたのか忘れてしまったのだ。」 p403 「「清水の舞台から飛び降りる覚悟で買ったんだ。」」 p409 「「ええ、犯人の前で直接お話ししますよ。」」 p411 「熱しやすく冷めやすい、比熱の小さい金属のような感情なのだろう。」 p416 「「これは……、インディジャは2バイトだね?」」 p430 「「日本では、一緒に遊ぶとき、混ぜてくれって言いますよね。」」 p433 「「BとDのことは?」」 p435 「「私はね……犀川先生……、トロイの木馬なのよ。」」 p443 「「でも、あれは人形だったの。」」 p443 「「事実なんて、果敢無いものですね。現実なんて……、本当に一部しか見せてくれない。」」 p445 「「レッドマジックが、トロイの木馬だったの。」」 p446 「すべてがFになったの」 p459 「「うちの助手の国枝桃子はね……、一見女には見えないんだ。」」 p460 「「そう……、どこからでも、できるんだよ。」」 p461 「「彼女が真賀田四季博士なのです。」」 p463 「そう、真賀田四季は、固体も長い時間で見れば液体だ、と言った。」 p465 「「Fはフィフティーンだよ。」」 p466 「「1から10までの中では、7は孤独だ。」「Bは11で、Dは13なのですね。」」 p477 「ヘリに乗ることが所長の趣味でした。」 p481 「「フェールセーフというやつです。」」 p484 「7は孤独な数字だ。」 p491 「触れることができる距離なのに無限に遠いような気がする。」 p492 「そう、人形だ。」 p494 「「他人のアドバイスを受けて、そちらの方が良かった……、そういう経験って素敵ですわね。多少、アーティフィシャルではありますけど……。」」 p495 「「死を恐れている人はいません。死に至る生を恐れているのよ。」」 p496 「「孤独を知っている者は、泣きません。」」 p497 「「自分の人生を他人に干渉してもらいたい、それが、愛されたい、という言葉の意味ではありませんか?」」
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