
記憶の本棚
@kioku-no-hondana
2026年3月9日
告白
湊かなえ
読み終わった
自分が下村級に馬鹿ならば、「ブラボー!」とでも叫びながら、踊り出していたかもしれない。(p267)
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すごい小説を読んでしまった…という気持ちだった。
みなそれぞれに大切に想う人がいて、その人の幸せを守りたい、そのためなら自分を犠牲にしても良いと心から思っているのに、結果的には自分の手で傷つけ自分自身も破滅していく。
親が子を想う「愛」、子が親を想う「愛」が様々な形で描かれていて、それが時に「愛」を超えて狂気になったり、「愛」が復讐へ変わったり…。
ほんの数ヶ月のうちに、二転三転と変わっていく登場人物たちの運命に目が離せなくて一気読みだった。章ごとに主人公が変わる独白形式なのも面白かった。他の湊かなえ作品ももっと読みたい!!
