
socotsu
@shelf_soya
2026年3月9日
アメリカ紀行
千葉雅也
読んでる
"この年末は、栃木の実家に帰らない代わりに「マイアミの実家」という可能世界に帰っているのだ。そしてそこには故国キューバを懐かしむ人々もいる。僕は、他者のノスタルジーと僕のノスタルジーを取り違える。彼らは分身なのだ。他者の帰巣本能に僕は巻き込まれ、間違った場所に帰り着き、そのことに気づかずに「ただいま」と言う。" p.150
わかる、と思ってしまってから、いやいや、と距離を置く。しかし「違う」のに、これは自分にもあり得た話だ(あり得るはずがない)、とととても惹かれてしまう。