

socotsu
@shelf_soya
しずかなインターネットで書く日記のなかに読書記録を埋め込む
- 2025年10月10日ブルデュー社会学で読み解く現代文化村井重樹,片岡栄美読んでる
- 2025年10月10日フェミニズム竹村和子読書日記竹村和子『フェミニズム』を読み終え呆然としていたら、SNSのタイムラインに石破茂首相の「戦後80年所感」が流れてきたので読んだ。歴史に学んで過去を直視することと、それを受けてどのような判断をするかはまた別なんだけど、前者をもっとやらなきゃいけない、足りてない。しかし植民地支配や従軍慰安婦についての言及はなかった、というもっともな意見を見かけて、『フェミニズム』の第3章グローバル化では、長野オリンピック(1998!)の聖火入場BGMにプッチーニの蝶々夫人が使われていたエピソードを導入とした植民地主義についての言及も当然あったなとページをめくって確認する。
- 2025年10月10日フェミニズム竹村和子読み終わった
- 2025年10月10日東京で育つ/育てる知念渉読みたい
- 2025年10月9日
- 2025年10月9日サバルタンは語ることができるかガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァッ,G.C.スピヴァク,上村忠男読みたい
- 2025年10月9日愛について竹村和子読みたい
- 2025年10月9日フェミニズム竹村和子読書メモ"フェミニズムは、「女」に位置づけられている者が、女に対してなされる力を言挙げしつつ、それによって「女」という名前を、ジェンダーにおいても、セクシュアリティにおいても、セックスにおいても返上しようとしてきた軌跡である。" p.138-139 書きつけてことあるごとに読み返したい文章。
- 2025年10月7日
- 2025年10月6日フェミニズム竹村和子読んでる
- 2025年10月5日
- 2025年10月5日「社会」を扱う新たなモード星加良司,西倉実季,飯野由里子読書メモ「社会の側に障害がある」という考え方、「社会モデル」は知ったときから本当にその通りだと思っていたし、自分の身の回りやニュース等で体験・見聞きする具体的な出来事についても浮かぶものがあるが、実際にはここでいう「社会」を「障害が発生するメカニズムが社会にあること 」「障害の解消に向けてこの社会にはどのような手段があるか」そして「発生した障害を解消する責任は社会に帰属するということ」という3つに分けて考える必要があることを知った。 当事者研究、「心のバリアフリー」の推進、性の権利、合理的配慮等、各章それぞれ扱うトピックに細かく深く切り込んでいくため、非常に読み応えがある、というときれいな表現だけれど、自分が見ないようにしていた特権性を突きつけられて苦しくなる瞬間も多々あった。「心のバリアフリー」の章でも取り上げられているように、やさしさ、思いやりでの解決は推奨されないが、それよりもこの社会に帰属するがゆえの応答責任を重たく感じている。
- 2025年10月5日「社会」を扱う新たなモード星加良司,西倉実季,飯野由里子読み終わった心に残る一節社会に所属して、その構造に関わっている責任に自覚的になり、何をできるか考え実行すること。 "社会構造とは、他者との関係によって位置づけられた個人の行為の集積である。個人が許容された規則と規範の範囲内で自らの目的や関心を追求しようと行為したとしても、その結果、広範な行為の選択肢が与えられる人もいれば、行為の選択肢を狭められる人もいる。このような構造的プロセスに注意を向けるならば、私たちの行為は、限られた選択肢しか持たない立場の人々を窮地に陥れながら、構造的不正義の生産・再生産に絶えず加担していることになる。したがって、たとえ間接的であれ、不正義をもたらすプロセスに関与している以上、私たちは個人の行為の集積としての構造的不正義に対する責任を分有している。構造的不正義への責任があるということは、不正義をもたらす現在の構造的プロセスを変化させる責任を負うことを意味している。これがヤングの言う「社会的つながりモデル」である。" p.223
- 2025年10月4日声を出して、呼びかけて、話せばいいのイ・ラン,斎藤真理子,浜辺ふう読みたい
- 2025年10月1日「社会」を扱う新たなモード星加良司,西倉実季,飯野由里子読んでる社会モデルは障害の「発生メカニズムの社会性」を発見することにあるという主張に貫かれている本。 当事者研究に関する論考を取り上げ、個人の特性としての障害、社会と接する際に発生する障害、と2段階で障害を切り分ける考え方について、個人と社会はそんなに素朴に切り分けられるのか?と切り込む第一章から鷲掴みにされている。
- 2025年9月30日「社会」を扱う新たなモード星加良司,西倉実季,飯野由里子心に残る一節"インペアメントの状態が変動しやすい障害者は、たとえ一日の間でさえ自分の身体がどうなるのか予測がつかず、それと連動して意思決定も困難となる。また、精神障害や発達障害の当事者など、困りごとを言葉にできず、自分のニーズを主張しようにもその手立てがないという人々も存在する。このように、「意思決定することこそが自立である」という考え方はそもそも意思決定の基盤となるものが不確かな人々や困りごとを表現する言葉自体を持たない人々、すなわち「自分の障害の特徴やニーズを記述(可視化)」(熊谷 2020:20)することのできない当事者を置き去りにしてしまっている。" p.34
- 2025年9月29日
- 2025年9月29日声を出して、呼びかけて、話せばいいのイ・ラン,斎藤真理子,浜辺ふう読みたい
- 2025年9月25日生活史の方法岸政彦読みたい
- 2025年9月24日周縁で考える クィア・フェミニズム界隈の話ayano,元気のないおさむ読み終わった冊子体で購入。出版した書籍への批判をきちんと受け止めているとは言い難い対応をしていた、私もよく利用していたフェミニズム書店や、クィア・フェミニズム界隈で優遇されがちな人・属性とそうでない人・属性について、ZINEや同人誌の即売会運営についての疑問等、最近これはどうなんだろう、と考えていたオンラインだとしづらい話について批判しながら、批判一辺倒ではなくどうやったら変えていけるのか?と話し合う内容で、いま読めてよかった。
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