muma
@casa_muma
1900年1月1日
言語化するための小説思考
小川哲
読んだ
特に共感したのはp76かな
言葉自体の持つ素晴らしさとも通じると思う
引用しちゃう
もう一つは、小説がしばしば「誤読」を生みだすという点だ。小説とは作者から読者への一方的なコミュニケーションである。それゆえに、読者が作品から何を感じとるのかを、作者が完全にコントロールすることはできない。しばしば、読者は作者が想定していなかった要素と自分の人生を結びつけ、文章の意味を過剰に読みとってしまう。作者の脳内から誕生した物語が、「誤読」によって読者の経験に接続し、「情報を伝達する」というコミュニケーション本来の役割を逸脱し、そこに存在しないはずの意味が呼び起こされることがあるのだ。
