ちぃ
@shi_0915
2026年3月9日
空棺の烏
阿部智里
読み終わった
八咫烏シリーズ第4作目
猿の襲来により、家族や故郷を守るためにも若宮に忠義を誓った雪哉が、頸草院で学び、武術を身につけ、自らを曝け出せる友人と出会う物語。
何よりも印象的だったのは最初から最後まで、雪哉の若宮に対する忠誠心の深さ。過去3作(というか2作…?)で、しっかり若宮と雪哉の関係性は描かれていたから全然不思議ではないのだけれど、それでも雪哉の頭の回転の良さと家族のためという目的による働きと態度に、ポジティブな意味でびっくりした。それでいて、意思を持って主従関係になったがゆえ、若宮へのちょっと無遠慮な感じが薄れてちょっと寂しかったなぁそれも雪哉らしいんだけど。。。
頸草院では雪哉の能力が全開で、今まで隠して振る舞っていたからこそなのか、イキイキしているように見えたな。繕わず自分を出しているからこそできた友人もいて、きっとこれから、一緒に山内衆としていろんなことを乗り越えていくんだろうな、いってほしいなと願ってやまない。
それから、「真の金烏」についても少しずて明かされていく。うぅ苦しいなぁ、切ないなぁ、若宮の心を思うとやりきれないけど、1日でも早く山内に平穏が……あぁ……(最後の1文(;_;))
