
🔖ぼう|読書記録
@book_25
2025年3月15日

光のとこにいてね
一穂ミチ
読み終わった
友達でもない、親友でも、恋人でもない。
それでも、私にはあなたしかいない。
目の前にいなくてもあなたが心にいれば、生きていける。
でも再び出会ってしまうと、もう2度と離れたくない。
お互いがお互いの女神のように、決して手に入らないもののように見つめ合っていて、
でも脆い部分も自分だけが知っていたいという独占欲もあって…
あの2人はどんな形にもあてはめきれない関係性だけど、たとえ母と子、友人同士、恋人どうしとか「普通」とされるような関係性であっても、それぞれが唯一無二のカタチで、私の「普通」にあてはめてはいけないものだと感じた。
どんな感情で表現したらいいのかわからないけど、出会えて良かった作品です。
