🦢 "ザ・ルーム・ネクスト・ドア" 2026年3月10日

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@13_rooms
2026年3月10日
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
シーグリッド・ヌーネス,
桑原洋子
末期癌の友人と久々に会った作家が、最期の日々を一緒に過ごしてほしいと頼まれる。友人は安楽死用の薬を所持しており、死ぬ瞬間は自分で決めたいと告げる。もしその時が来たら、部屋の扉をしめておくから、それが合図だと思ってほしい、と。 あらすじにすると上記になるのだけど、意外と話の大部分はそこじゃない気がします。ちょっと脱力したくだけた文体と、シニカルなジョークのなかに、草臥れ、疲れ果てた人間の切実さのようなものがあって、所どころはっとさせられた。 「ジーザス・ユー・ノー、こんなはずじやなかったのに。いまとなってみれば、こうなると決まっていたんだとわかるけど。でも、愛はいつでも、そんなふうに感じられるものだ。どれほど予想外でも、どれほど起こりそうにないと思っていたとしても、落ちてしまえば運命だと思うのだ。」が特にすき。
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