しゅんみん
@lumi_books
2026年3月11日
暇と退屈の倫理学
國分功一郎
読んでる
絶対おもろいやん、と思って買った本は必ず面白い。これは私の持つ数少ない才能だと思う。
この最高の選書センサーが遺憾無く発揮された結果辿り着いた一冊、、というにはベストセラー過ぎてそりゃおもしろいにきまっているよな。すみません
数多くの人が良いというものには、そう言わせる何かがあるのだ、ということに気がついた。不朽の名作も、今流行りのベストセラー小説も、流行り廃りはあるにせよその世界に生きる人に刺さるものなんだ。
え、今のところ本の内容に一切触れていないって…?
今のところ半分くらい読了。冒頭部分には大分と引き込まれたし、神確と思ったことは間違いないが、その後の歴史系の話になったところで懐疑の芽が出てしまい、それまでのようにぬるぬるっとは読めなくなってしまった。簡単に言うと、「それって、あとの時代からのこじつけでどうとでも言えてしまうんじゃ…いや、そりゃずっと頭のいい学者さんが言うことだし私なんかの反論が無意味なのは分かるんですけどね…ゴニョ」(以下略)歴史って事実なんだからクリアーカットでいいよね、なんて思っていた高校時代の私に早く教えてやりたかったですね。推測という名の仮説の元検証を繰り返して学問は成り立っているのだと。そして証拠のどうしても見つからない学問の場合どうなってしまうのか…ということ。
きっともっと追求して突き詰めれば納得がいくのかもしれないが、この本の中でさけるだけの文量では私を納得させることは出来なかった、ということだけは問題点だと思う(個人的には)。納得できない点を序盤に持ってこられると、その後の全てがおじゃんになってしまうのではないかとそぞろ歩きで進むことになってしまうため、読書欲が削がれるので少し残念ではあった。しかしその点を水に流せば面白くはあるので、読了を目指して読み進めることとする。
