"黒牢城" 2026年3月10日

笹
@sao2mb
2026年3月10日
黒牢城
黒牢城
米澤穂信
時代小説かと思ったらミステリーで、思ってたのと違った。戦国時代の話ながらも現代っぽくもあり不思議な感じだった。 日頃読まない文体であれど別に読みにくくはなかったんだけど、各章で起こるミステリーにはあんまりノリ切れず(毎回村重が謎にぶち当たるたびに土牢に降りて官兵衛に「鏡よ鏡⋯」するのも、そして官兵衛が律儀に答えてやるのもなんなの?って感じだった)遅々として読み進められなかったんだけど、最後の回収フェーズに入ってからはある種カタルシスがあって良かった。 没落する者は大体そうなんだけど、村重が最初は勇猛で頼もしい智将(に見えていた)だったのに、本の残りページ数が減るごとにそうではない見え方になっていって切なかった。書き方が上手い。って生き残ったんかい! 基本的に学校で習った歴史を覚えていないけど、どうする家康を見た結果戦国時代の話にもついていけるようになっていることを実感した。そして豊臣兄弟!のネタバレをくらった(大河ドラマでネタバレという言葉を使うな)
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