
ジクロロ
@jirowcrew
2026年3月11日
全体性と無限
エマニュエル・レヴィナス,
藤岡俊博
買った
読んでる
しかし、著者と読者のあいだに書物そのものによって張られた遮蔽幕に穴を開けようとする序文の言葉は、名誉を賭けた誓いの言葉として差し出されるわけではない。序文の言葉は、単に言話の本質そのものに含まれているものである。すなわち、自分の文章を前書きや注釈によって不断に解体し、語られたことを前言撤回し、語られたことが自己満足に陥る避けがたい儀式性のなかですでに誤解されていたものを、格式ばらずに語り直そうと試みることなのである。
(p.30序)
こういことを書かれると、全文がそういった「ああでもない、こうでもない」のスタイル(文体)で出来上がっているのかと疑ってしまう。
こういったスタイルこそが「全体性」の本質、それが「無限」に続いていくことが真理、と言わんばかりに。
序文しか読んでいないのでこんなことは推測に過ぎないけれども。

