"電報予告殺人事件" 2026年3月11日

蒐
@shushu_ka
2026年3月11日
電報予告殺人事件
かつて電報がいち早く情報を伝える手段として主流だったヴィクトリア朝のイギリスが舞台のミステリ。 電信士のローラを主人公に語られる電信技術に関わるお仕事は興味深いし、殺人事件の予告やトリックなどにも電信がうまく絡められていて、最初から最後まで知的好奇心がワクワクする読書になった。 ミステリとして面白かったのに、この人犯人っぽいなーと直感で思ってた人が犯人だったので、まともに推理せずに物語の展開だけで犯人を予想しちゃう自分のクセが嫌になる。 結婚後に働く女性が少ない時代でもあり、仕事で認められたい、でも結婚もしたい(まだ相手はいないのに…)とぐるぐる悩む上に変に惚れっぽいローラの直情さにはちょっと辟易したけど、ある意味現代に通じるリアルさがあるな、と思ったり。
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