うめたろう
@bookworm-28
2026年3月11日
ゴールデンスランバー
伊坂幸太郎
読み終わった
小説
Golden Slumbers:ビートルズの時系列順では最後のアルバム「Abbey Road」の収録曲。
主人公は自らの状況をAbbey Road制作時のポール・マッカートニーと照らし合わせ、Golden Slumbersを口ずさみながら過去を思い出す。
逃亡劇のなかで交わる過去の言動や思考が現実とつながる瞬間は登場人物による「信頼と習慣」を彷彿とさせ、最後のエピローグまで目を離せない。
事件の全貌を中心としたすべての伏線が回収されることはないが、あくまでも一般市民を中心とした内容であり、解説にある様々な意味での「逃走」を感じさせる。