直江 なお "白夜行" 2026年3月12日

白夜行
白夜行
東野圭吾
読み終わった個人の感想(ネタバレ注意⚠️) 余韻がすごい!!そして、救われないなーが第一に感じたこと まず亮司は雪穂を影から支えてきたけど(支えと呼ぶには軽すぎるかも)、死に方と死んだあとの雪穂の行動が救われなさすぎる ※感想を書いている途中で、亮司目線では雪穂の行動はむしろ救われたのかもと思った 途中、亮司が男は女が絡むと弱くなる的な発言があったが、自分自身のことも言っているようで、もう引き返せない、自分の生き方はこれしかないと思っているのかもしれない それでいて雪穂は最後の最後まで雪穂だったなと 使えるものはなんでも使って(他者も自分の力も)、都合のいいように人を動かす その力には単純にすごいと思うと同時に、こういった生き方をしてしまうのは幼少期の生活からなんだろうなと思うと同情 物語の最後、亮司の死を目の当たりにしてもなおその行動は雪穂のままだった 雪穂にとって亮司は特別な存在であっただろう しかし、亮司も失った後も雪穂は雪穂のままなのかもしれない これもこれで救われなく思う 最後に笹垣もあの終わり方だと救われないなと感じた 最初の事件から19年経ち、現役の刑事を引退してもなおあの時の犯人を探し続けて、ようやく真相にたどり着いたと思った矢先、犯人と思われる人物(亮司)を目の前で死んでしまった 笹垣目線では殺してしまったと思うかもしれない 最後の希望が絶たれてしまい、もう二度とこの事件を解決することはできないだろう これまた救われない 始めて読んだ東野圭吾さんの小説 長編で読み切れるか不安であったが最後まで読むことができた 途中、登場人物が多くて読み返すことがあったが、それでも無理なく読み終えることができた 読んでいて、伏線が繋がっていく面白さ、雪穂と亮司の周りの人の目線で彼らを描写する文章の丁寧さとそこから彼らの内面を想像する面白さがあった そして、後半のスピード感もよく笹垣の推理?想像?を聞けて、答え合わせ感があり納得感もある 初の東野圭吾さんの作品であったが別作品も読んでみたいと思う 次は容疑者Xの献身かな… おすすめがあれば教えてください
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