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直江 なお
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@naoe_nao_log
  • 2026年4月2日
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    口に関するアンケート
  • 2026年3月31日
    キュートな数学名作問題集
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    ゴールデンスランバー
    前に生徒におすすめされた作者、伊坂幸太郎さんの作品。そのときは、伊坂幸太郎さんの別の作品である『アヒルと鴨のコインロッカー』を読んだ。それ以来の伊坂幸太郎さんの作品。前回は見事に叙述トリックに引っかかったが、今回はどんな面白い作品なのだろうか。 『人間の最大の武器は習慣と信頼だ』この言葉に尽きる。 昨今の日本では、習慣に関わるビジネス書などが人気を博してると感じる。「人生を変えたければこの習慣を取り入れろ」などのようにいわゆる意識高い系の本から「病に罹らない習慣〇〇選」などのような健康関わる本まで様々な本に習慣について書かれている。 私もどちらかというと、そういった本に影響を受けやすい人間のためあれこれ習慣化しようとしている。そしてその習慣のすごさや大切さも身に沁みている。 今作ではその習慣という言葉の中に、彼が積み上げてきたものとその人らしい癖いう意味が強いと感じた。 主人公の宅配の仕事に対する向き合い方や主人公の食事の癖、エレベーターのボタンの押し方1つとっても彼が積み上げてきた彼を彼たらしめる習慣である。この習慣が主人公が逃走しているときの支えや彼に協力する人の信頼に結びついている。 彼を信頼する人、彼が信頼する人、情報やメディアがどんなことを提示しようと情報ではなく人を信じたからこそ主人公は逃げ切ることができた。これは血の通っていないアンドロイドにはできない。まさに人間の最大の武器は習慣と信頼である。 システムポッドが社会を監視する世界という設定は、出版当時は遠い未来のフィクションだと思われていたかもしれない。しかし2026年の現在ではただのフィクションとしては片付けられない設定である。 情報が溢れ、その中には誤った情報、意図して操作された情報もある。さらにはAIがより新たな価値を生む時代が迫りつつある。いやもうその時代なのかもしれない。そんな今だから読むと人間の強み、面白さを今一度感じることができたと思う。 全体を通して、逃走初期の過去と現在との話がマッチしていく構成から青柳と樋口とのそれぞれの視点で逃走中の場面を描き、クライマックスに迫るにつれて加速していく疾走感がよかった。物語の最後、逃走することはできたが敵に勝つことはできなかった。しかしこれでいいと思った。逃走した後、青柳が両親と岩崎に自分の生存報告をするシーン、そして樋口から「たいへんよくできました」のスタンプをもらうシーンはとてもよかった。敵に勝つのではなく逃走したからこそのラスト。 個人的には主人公の両親のもとに記者が押しかけたときの父親の発言が心に残った。どんな状況でも最後まで息子のことを信じる。それが親というなのだと訴えてくる熱いシーン。青柳同様、心にとても響いた。最高のシーンである。 久しぶりの伊坂幸太郎さんの作品。アヒルと鴨のコインロッカー同様、歌がでてくる。読んでいると私には言語化できないが、「あー伊坂幸太郎さんの作品だな」と感じさせる作品であった。また別作品も読んでみたい。 最近、入院していたときに伊坂幸太郎さんの作品が好きな看護師さんにおすすめされた作品がある。『オーデュボンの祈り』、次はこれを読んでみようかな。
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    まず牛を球とします。
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    方舟
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    ゴールデンスランバー
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    考えすぎない練習
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    オーデュボンの祈り
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    ゴールデンスランバー
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