歌子Bookland "太陽の子 日本がアフリカに置..." 1900年1月1日

太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密
1970年代、アフリカで働いていた日本人が、現地妻ともうけた家族が残され音信が途絶えた後、経済的な苦境に立たされて生きてきた、アフリカと日本人の血を受け継いだ人々の人生を記録したノンフィクション。 あぁ、これは日本でも、ブラジルでも、アジア圏でもありとあらゆる場所で起こっていた悲劇だよなぁと思う。誰のせいか?単純にその場の寂しさと性欲で、責任を取る気もなく手を出す男性がまず第一に悪いわけで(日本に家族もいたと記載のある方も居たから)、それでも、 一夫多妻の文化にあるアフリカ女性達は、問題なく受け入れていることなど、ねじれが上手いこと噛み合って肯定している。 悲しいのは、全て子供達に受け継がれ、 東洋人の顔を受け継ぐことで、現地での差別もあるだろうし、ただ自分のルーツを知りたいと思うだけなのに、知る術を持たないという辛さが、読んでいてしんどくなった。私の親も、ブラジルに駐在をしていたし、もしかしたら同じことをしていたかもしれない、私の知らない兄弟がいたかもしれないと考えると、胸がざわつくのだった。
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