
ゆめ吉
@yume_books1357
2026年3月12日
殺し屋の営業術
野宮有
読み終わった
読書日記
2026本屋大賞ノミネート
法律で守られた社会で暮らす、営業マン鳥井。だがしかし、殺し屋との出会い(?)で、その生き方が一変する。鳥井は、どのような心境で〝生存〟を手にするのか。営業術ときいて、もっと営業トークかと思いきや、技の連続やトーク術の〝ネーミング〟が連呼されたり。どの視点で読んでいいのか…。とりあえず、変貌した鳥井を〝みた〟。
「鳥井は、営業の世界で有名な〈沈没船ジョーク〉を思い出して苦笑した。世界各国の金持ちが乗った豪華客船が沈没しかけている。責任者の慢心か怠慢のせいで、救命ボートの数は圧倒的に足りない。そこで船長は、各国からやってきた乗客たちを唆して海に飛び込ませることにするのだ。アメリカ人には「最初に飛び込めば英雄になれますよ」。イタリア人には「海で美女が泳いでいますよ」。フランス人には「決して海には飛び込まないでください」。そして日本人には、「みなさんはもう飛び込みましたよ」」(p.222)
国際色が出ている、怖い話。これは、営業マンの知識が滲み出ている。









