
惰眠
@damin__404
2026年3月12日
かつて読んだ
大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。宮内は妻帯者ながら多くの女性と交際し、そのうちの一人と子供までつくっていた。そのうちの1人である主人公。
「親父が『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を死ぬ間際に書いていたらしい。何か知らないか」宮内の長男からの連絡をきっかけに始まった遺稿探し。
編集者の霧子さんの助言をもとに調べるのだが――。
さらりと読みやすい物語だったと思うが、衝撃という衝撃はなく予測もできてしまった。
いくら奔放な父だったとしても人としてやるべきことは他にあっただろうなどと、個人的にもやもやとするところもあったのが本音である。
紙媒体だからこそのギミックは、残念ながら同人誌ですでに見た手法だったのが残念。
続巻も購入はしているが読むだろうか……と、悩ましい1冊だった。
