"ぬいぐるみとしゃべる人はやさ..." 2025年3月5日

猫
@mao1012
2025年3月5日
ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい
恋愛が人並みにできないということから生まれる疎外感、違和感、コンプレックスについてが綴られていてまさに今の私が思考していることそのもので、自分の心を具現化されたような気持ちになった。 ぬいぐるみとはなすサークル。人に話すことでその人を傷つけてしまいかねないから、ぬいぐるみに向かって話す。なんて優しいサークルなんだろうと思う。 繊細すぎるが故に、人に気を遣いすぎて、生きにくい。男で生まれてしまったが故に「男だからデカくて怖い」という事実に苦しみ、その上他者を思って更に苦しむ。なんて終わりの見えない苦しみなんだろうか。 「ひとのことを"男"とか"女"じゃなくて、ただそのひととして見て欲しい」 私もそうであって欲しい、と思う。なるべく男と女という括りや、隔たりを無くして、平らにしてほしい。男と女ということから生まれる性的な思考や、搾取され消費されるということへの嫌悪感。それが無ければどれだけ生きやすいのだろうと思う。 そういった人々が救われる世の中になって欲しいな、と思う。 読んでいるうちに自分自身の苦しみと重なって同調してしまい、頭がごちゃごちゃになりそうだった。 「こわがって、嫌ううちに、身の回りの本当よりも男のひとを悪にしてしまっている?」 「『男』とか『女』で分けないでよ…と思ってる僕がかえって男性をディスって余計に区別してるんじゃ、と思うことがある」 私自身も、今の自分の思考に対してそう思うことがある。過剰に反応しすぎて、かえって自分が相手のことを差別してるのではないか。そう考えてしまうことに対しても嫌悪感が生まれてきて、尚更、性別なんてなくても良いのに。と思ってしまう。
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